つかの間晴れ間
2014/6/10
例年より若干早めに梅雨入りしたようだが、このところの雨は本来の梅雨の雨とは違うものだ。
どうも上空に寒気が居すわっており、そこに南からの暖かい空気が流れ込んで雨を降らせている。梅雨はシトシト降るのが本来の姿だが、こう一気にドッと降られては、オチオチ山にも出掛けていられない。
この時期は、知る人ぞ知る恒例のアレを確認にフィールド巡りをしなければならないのだが、雨の山中を徘徊するのはいささかおっくうなのである。一時期は、その瞬間を捉えようと雨にもめげずブラインドに隠ったこともあったが、近年はデータ取りがメイン..仕事の関係で長居できない諸事情がある..なので、その点用事はすぐ済むのだけど。
問題はニョロニョロした強制献血の勧誘だ。あの連中は雨の前後が一番活発なので、それだけが憂鬱なのである。いる場所といない場所ははっきりと分かれているので、事前に心の準備はできるのだが、どう気を使っても献血ゼロはあり得ないのだ..
今日は奇跡的?に日中晴れたので、荷物発送のついでにフィールドを一周り。湿気でモワッとする林内を歩いていると、ミョーキン、ミョーキンとエゾハルゼミのシャワーが頭上に降り注いだ。