電線カッコウ
2014/6/9
今年は久しぶりにカッコウが近所に居着いている。
カッコウはトケンの仲間なので、他の鳥に托卵する習性がある。仮親はオオヨシキリ、ホオジロ、モズ、セキレイ、アオジ、ノビタキなどで、割りと限定的な他のトケンに比べると多岐にわたる。赤城高原にはオオヨシキリとノビタキ以外は普通に生息しているのだが、家の近所に限って言えば、ここ数年は通過していってしまうことが多かった。
託卵する都合上、あくまで仮親の状況に依存するので、カッコウ自身の都合だけでは生息地を選べない。それ故か托卵相手を広げてきているようにも思うが、より少ない仮親を選ぶホトトギスは毎年繁殖していくので、実際の理由はよく判らないものがある。
カッコー、カッコーと家の前の電線で朝からうるさい。しばらく鳴いていたので、GH4にFD500を装着して4K撮影。どんよりとガスが巻いて条件はよろしくないが、ISO800まで感度を上げてもGH3のようなノイジーな感じはない。