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先日はOM-1の2000万画素を「少ない」と書いたが、それはあくまでマーケットでの一般的な反応であって、個人的には2000万画素でも必要十分だと思っている。

カメクラ界隈で画素数を気にする人が多いのは承知しているが、現実的に2000万を超える画素数などまったく必要としていないというのは、GFX100Sで1億画素の画像を得られる立場にあっても変わらない意見である。

納品の成果物としてみれば1億画素で撮ったと言えば喜ぶクライアントがいるのは確かだが、実際に印刷物となるレベルなら1000万画素でも問題ないし、それがWebならば尚更である。

まあこの手の話は現実を知らない大きなセンサー&多画素絶対主義的な輩には通じないのであるが、そういう連中に限ってインスタなどSNSにアップして喜んでいたりするので、結構根が深い話ではあるわけだが..

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 手持ちハイレゾ

マイクロフォーサーズはセンサーサイズが小さいが故に、画素数を増やすと高感度でノイズが増えると言う問題を孕んでいるのは現在でもそう変わらずである。

それにそもそもセンサーはソニーなどの外販頼りなので、多画素仕様のセンサーが出てこない限りはどうにもしようがないと言う問題もあるしね。

そこで複数の画像を同時に撮影、それらを少しずつずらしてコンポジットして画素数を増やすハイレゾショットなる機能を用意しており、さらにOM-Dの場合は手持ちハイレゾ(5000万画素相当)なる飛び道具まで搭載している。

この手持ちハイレゾは強力な手ぶれ補正を持つOM-Dならではと言え、前モデルのE-M1Mk3やE-M1Xにも搭載されており、マイクロフォーサーズで5000万画素のデータが得られるのは便利だったので多用していたが、カメラ内で撮影後に合成する都合上処理に15秒以上掛かっていたのがネックだった。

それがOM-1では5秒程度まで大幅に短縮され、ありがたいことこの上ないのである。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 深度合成

ハイレゾと似たような技術を使っている機能に、手前から奥までピンをずらしながら撮影して被写界深度内に収まっているかのようにコンポジットする深度合成がある。

ハイレゾと違ってレンズの収差が影響する関係上純正レンズしか対応していないが、一連の処理がカメラ内で完結するためこちらもよく利用しており、この深度合成にかかる時間も半分程度に短縮されている。

この他、スローシャッター効果のライブND、比較明合成のライブコンポジット、HDRなど本来PC上でPhotoshopなど使って実現するような画像処理をカメラ内で完結できる機能を、OM-1からコンピュテーショナル フォトグラフィと名付けてメニュー上で一箇所に集めており、今後はこれらを前面に押し出していく算段のようである。

実は初めてE-M1Xを使った時、こんな便利な機能をなんでもっと宣伝しないのか不思議でならなかったが、OM-1からそこを訴求していくマーケに変わったのは良いことである。

写真の世界でいう合成という言葉にはあまり良いイメージがないのも事実だが、まったく異なる状況の絵面を張り合わせたいわゆるインチキとは異なる性質の合成なので、スマホがすでにそういう方向性であるように、最初からデジタルデータなのだからカメラ内できることは全部やってしまって構わないし、個人的にはデジタルカメラとはそうあるべきだと考えている。

ということで話を画素数に戻すが、2000万画素程度に抑えているからこそのコンピュテーショナルフォトグラフィとも言え、恐らくこれ以上の多画素ではまたカメラ内での処理に時間を取られてしまうので、そういう意味でもこのくらいで十分という考え方になろうか。

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さえずり飛翔

2022/3/26

高速で飛ぶツバメの仲間を除けば、空抜けでゆっくり飛んでいる鳥は近頃の動物認識や被写体検出といったAI判定を頼らずとも、そう撮影自体は難しいものではない。

もちろん、それ以前に超望遠レンズでフレーミングできるかという問題はあるが..

AF駆動も位相差式であれコントラスト式であれ、画面内に他に目立つオブジェクトでもない限りはすぐに捕捉して追随してくれる。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

春なので畑のあちこちでヒバリたちが終日賑やかである。ヒバリのさえずり飛翔は一見するとのんびり飛んでいるように見えるが、これが側から見ているより意外に難易度が高い。

似たような行動にカワセミの仲間や一部の猛禽類が行うホバリングがあるが、あれは空中一点にほぼ静止するため、シャッタースピードさえ早くすればそれなりに動きを止めることができる。

その点、ヒバリのさえずり飛翔は一見止まっているように見えても、高度が少しずつ変化する上に常時微妙に前後左右に動くため、AF-Cのようなモードであってもタイミングによっては微細な被写体ぶれが発生して、きっちり解像しないケースがある。

先日積層型センサーの高速読み出し云々を書いたが、データを素早く読み出した後、諸々演算後にバッファリングし書き出すという一連のシーケンスが素早く行われることになるので、それがローリングシャッター現象の軽減となって、結果的に解像寒の向上に起因していると思われる。

どんなに高速シャッターを切っても、データ処理の間..人の感覚など無縁の刹那だが..に被写体が動いてしまえばそれはそのまま被写体ぶれということになるので、いかに高速にデータを処理できるか否かが重要なのである。

と言うことでそのヒバリのさえずり飛翔を狙ってみたが、朝方のまだシャッタースピードを稼げずISO感度を上げるようなシーンで、例えばG9PRO辺りだとピンはくるが解像せずに輪郭が溶けてしまうような状況でも、OM-1はそれなりに解像している。

今回OM-1は従来機と同じ2000万画素に画素数を抑えてきたが、裏面照射積層型センサーを採用することで、その画素数の少ない点を逆手にとったスピードスター的なミラーレス機に仕上がっている感がある。

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OM-1のAI被写体検出には驚かされるばかりだが、60万〜80万する35mmフルサイズの各社フラッグシップ機に引けを取らないどころか、現時点では上まっている可能性すらある。

まあAIと言っている時点で今時はファームアップで更新しよう思えばソフトエア的に入れ替えられるので、この手の優劣の差は現時点でという但し書きが付きものではあるけどね。

それでもOM-1は20万前半程度なので、レンズ含めコストパフォーマンスはかなり高いと言える。何しろ各社のフラッグシップ機のボディだけで、OM-1なら300mm F4..実質的にロクヨンと同じだ..とのセットでお釣りが来る。何より小ささと軽さでは圧倒的にOM-1の勝ちだ。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

被写体検出が優秀とは言っても流石に万能ではない。1200mm相当でこの距離感のせいもあろうが、この時は手前の枝にピンが持っていかれて頑として動かなかった。

が、常にフルタイムマニュアルフォーカスを可能としている(AF+MF設定)ので、ほんの少しピンを送っただけですぐにホオジロを認識し、ピンも目に食いついてその後は離れなかった。

ネコで試した時に気が付いたが、被写体が生きものの場合は体全体と頭部、そして目を分けて認識しており、区別がつく限り検出枠も3つ表示されるのは面白い。

この時ホオジロは囀っていたので上を向くと半身が隠れてしまうが、その時は体全体だけの枠が表示され、向こうを向いた程度なら全体+頭部の枠が表示され、写真の状態だと目を含めた3つが分かれて表示されるという具合だ。

正直沢山枠が表示されるとウザいと言えばウザく、まあピンが合っていればどうでも良いことではあるので、何れ表示自体を消すことになろうが、面白いのでしばらくはこのままにしておこうw

それにしても、結構ラフに撮ってもブレることのないオリの伝統芸?とも言うべき手ぶれ補正は健在で、裏面照射型センサーの恩恵で高感度も1段..うるさいこと言わなければ1.5段は許容範囲..は確実に向上、上の写真も早朝の林内でISO1600だが、胸の辺りの羽毛や風切り羽、雨覆い辺りの解像感は実に優秀である。

さらに言えばやはり積層型センサーによる高速読み出し..公称で従来機の3倍早いらしいw..がかなり効いていると思われ、画素数が増えたわけでもないのに従来機より解像感が高く感じられることに寄与していると思われる。

センサーの高速読み出しという意味では、海外の検証サイトで見た限り、ローリングシャッターによる歪みは高速が売りのソニーα1と遜色ない感じで、現行ミラーレスカメラでは最速の部類と言って良いだろう。

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メーカー自身がWOWカメラと自称するOM-1の被写体検出を近所の森の中で試してみた。AFの設定は特にいじらず標準のままとし、ターゲットはALLでAFはC-AF(TRなし)である。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / シジュウカラ

この距離感で画面内のシジュウカラを発見し、さらにその飛び出しに追随している。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / ヤマガラ

この至近距離でのヤマガラのちょこまかとした動きにも反応してピンがくる。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / コガラ

従来機では相当に厳しいこの絵柄で、背景の反射する枝にピンが行かずしっかり手前のコガラを追いかけていた。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / ゴジュウカラ

この構図のまま幹の裏側から現れたゴジュウカラを捕捉してその後も幹を伝う姿を追っていた。

OM-1の被写体検出で面白いのは、画面内にそれらしき物体を見つけると例えそれがピンが来ていないアウトフォーカスであっても検出枠が表示される点である。枝が込み入った状況や藪の中でもお構いなしで、ヘタすると人の認識より速いのではないかとさえ思う時がある。

さらにターゲットがALLだと画面全域が対象となるので、意地悪して鳥を画面の端にフレーミングしても何の問題もなく捕捉し続ける。

被写体検出など以前は空抜けで飛んでる鳥にピンがくれば程度に思っていたが、林内でここまで小鳥を追いかけてくれるのは想像以上の進歩である。

ちなみにG9などパナの動物認識も同じような動作をするが、検出速度がOM-1のほうが早いのと、AF測距後のヒット率はOM-1のほうがかなり良い。プロセッサの世代差もあるのでこの辺りは最新のGH6がどうかというところだ。

鳥など撮らない人には何のこっちゃではあるが、物体として比較的多様で複雑な形状の鳥でここまでの検出能力なのだから、航空機や自動車、鉄道などはそれ以上であることは想像に難くない。

ちなみにうちのマメで試した限りでは、暗い家の中でも普通にその姿を追いかけていたので、犬・猫検出..メーカー公称だとそれっぽい動物であれば認識するようだ..もまったく申し分ない感じ。

寒が戻り過ぎ

2022/3/23

連日本州各地からソメイヨシノ開花の知らせが届く中、関東北部は季節外れの寒さに戸惑い気味。

今朝の赤城高原は氷点下6℃の真冬に逆戻りで、前橋でも今日辺り桜の開花予報が出ているが、ここまで寒が戻るとそれも怪しい雲行きだ。

それにしても、この寒空の中で電力の需給逼迫で暖房を緩めろだの何だのと右往左往し、国民にお願いする以外に何も打つ手のないポンコツニッポンの情けなさときたら、もう何を言わんやである。

何でも、東電の火力発電所が先日の震度6強の地震で稼働が止まっているらしい。鹿島神宮にはなまずを押さえ込む要石があるが、過去の伝聞からもそれほど地震が多発していた場所だというのは自明の理だ。が、未だに福島の太平洋岸に火力発電所を並べておくという無策無能は一体なんだろな。

東日本大地震であれだけの地震と津波の被害でこっ酷くやられているにもかかわらず、この10年で教訓も生かされずに何も手を打ってこなかった国と東電とのやる気のなさには呆れるばかりだ。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 / ホオジロ

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS / ツグミ

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / カワラヒワ

OM-1のウリの一つが被写体検出AFである。

オリではE-M1Xで初めて搭載された機能で、E-M1Xでもそれなりに便利に使っていたが、OM-1はプロセッサの処理速度が2倍になったことでその認識レベルが向上、その上さらに精度が上がったのがちょっと試しただけでもよくわかる。

上の3枚は少し意地の悪い条件でわざと狙ってみたが、以前なら間違いなく手前に被っている枝にピンを持っていかれていた状況でも、鳥のそれも目にピンが来ており、しっかり解像もしているのがわかる。

センサーがマイクロフォーサーズ初の積層型となったことで読み出し速度が速くなり、2000万画素であってもそれ以上の解像感が感じられる絵作りだ。

絶対的なデータ処理速度が速くなった点は先の被写体検出性能にもそのまま恩恵があるわけで、新型の画像処理エンジンのポテンシャルの高さと余裕を感じさせるものがある。

実際、枝が込み入った疎林に屯っていたカワラヒワ軍団にレンズを向けてみたが、鳥と識別できる物体全てに検出枠が次々と表示される様は圧巻である。まあ逆にそれはそれでウザいことこの上ないのではあるがw

OM-1

2022/3/20

OM-1のデザインはそれまでのE-M1系に見られるごちゃっとした意匠から離れ、E-M1Xに寄せてきた感じでどこかあか抜けた印象がある。実際、バッテリーパックを装着するとグリップ部の造形変更もあってまんまE-M1Xのそれである。

iPhone 13 mini

E-M1Xはマイクロフォーサーズの優位性である小型軽量..重量は言うほど重くはなかったが..を真っ向から拒否してきて、ビジネス的に見事に玉砕wした感が強いわけだが、個人的には業務で使うには素晴らしくよく出来たカメラだと思っている。

ただ、業務の枠を離れると途端にその大きさがネックになったので、普段使い用にE-M1Mk3に手を出すことになったのだが、OM-1ではバッテリーパックの付け替えでその両機の良いとこ取りとも言えるかな。

独立したAFボタンが用意されるなどボタンレイアウトが若干変わり、特に評判の悪かったメニューデザインも改善されているが、全体的な使い勝手はE-M1系を踏襲しているので、乗り換えてもさほど違和感なく使える。

強いて言えばEVFが時代遅れの236万ドットから576万ドットのOLEDにアップしたことで、そのクリアなファインダーを覗いた感覚はまったく別物と言ってよく、大変二重丸である。

トップカバーにはまだOLYMPUSのブランド名も残されているが、それもOM-1が最後となるような話である。ブランド名にこだわりがある人は一言あろうが、名前は性能とはなんら関係ないので個人的にはどっちでも良い話だ。製品名もOM-Dが取れて単純にOM-1だけになったようで、意匠同様に随分とスッキリした。

余談だが、付属のバッテリーは型番も変わって撮影可能枚数も増加しているのだが、いきなり残量がゼロだった。新製品とは言え大抵は最初の設定ぐらいは開封後にすぐできる程度は充電されていることが多い中でこれは珍しいと思い、バッテリーを確認したら製造日が2021年9月1日だったので、どうやら製品としてはかなり早くから仕上がっていたようである。

そう考えると、前述のOLYMPUSのブランド名が残されている点も、事業移管に伴う大人の事情的なものがありそうだ。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

まだザッと試し撮りしただけなので評価も何もないが、絵作りの傾向は従来通りと考えて良さそうだ。

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先頃相次いで発表されたマイクロフォーサーズ陣営の新型機であるOM-1とGH6。

SNS界隈ではどっちが性能が高いかみたいな論争になっていて、ネットメディアも無駄なPV稼ぎのためにやたら煽っているが、マウントがマイクロフォーサーズというだけでコンセプトがまったく異なる両機を比較してもせんなきことだ。

強いて言えばGH6がより動画向けに振り切ってきているので、動画主体ならGH6を選択する方が幸せに慣れそうな雰囲気が強いが、OM-1もGH5並の動画性能なので、シネマカメラ的な要素を求めないのであればOM-1でも良いだろう。

GH6が1億画素の手持ちハイレゾに対応してきたので、写真が主体ならOM-1がとも言えない状況だが、連写機能ではOM-1の圧勝なので、動物認識AF含め写真でも生きものやスポーツ対象ならOM-1ということになろうか。

ま、両方買っても35mmフルサイズのフラッグシップと比べればまだ御釣りが来るので、両機を手に入れて使い分けるのがベストだなw

iPhone 13 mini

コロコロと斜面伝いに何かが転がってきたので、これは落石か表層雪崩の前兆では?!と身構えていたら、足元に落ちてきたのはノウサギの糞だったw

歩いていたのは林道の支線で、確かに周辺にはノウサギの足跡が多い。この陽気で雪面が緩んで、どこかに引っ掛かっていた糞がたまたま落ちきたと言ったところだろう。

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OM-1のスペックを眺めていて気付いたのだが、OM-1はAF/AE固定となるが秒間120コマで連写できるので、被写界深度が深いマイクロフォーサーズの利点を活かすと、5K/120P相当のハイスピード動画が作れることになる。

ポイントは「撮れる」のではなくあくまで「作れる」という点で、撮影後に編集作業が必要になるので、ただ撮るだけの撮りっぱなしカメラマンには無理な話だが、今どきのマルチな映像クリエーター的にはショートムービーであれば映像制作の幅が広がるというものだ。

動画モンスターのGH6の陰に隠れて動画性能ではあまり語られないOM-1だが、C4K/60Pを10bitで無制限記録できるなど現行機の中でもトップクラスなので、写真も動画もというカメラマンには良いと思われる。

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

山の上の景色はまだまだ寒々としているが、日当たりのよい斜面の梢ではシジュウカラやコガラが春の歌を歌っている。

三寒四温で一進一退を繰り返しつつも、季節は確実に春へ向かっているのを感じる。

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昨年暮れにOMDSのED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PROを注文した知人は、先週になって一年越しで納品になったと喜んでいた。

ようやく供給が追いついてきたと言うことは、一年かけて一通り欲しい人の手元には行き渡ったということだろう。

件のレンズの場合は単純に生産能力の都合..熟練工が少ないとのこと..らしいので、昨今の半導体不足とは関係ないようだが、今年発表された新製品のほとんどは部材不足の影響がもろに出ている感じ。

Z 9とR3を注文した仕事仲間が何人かいるが、どちらも予約開始とそれほど間髪入れずに注文入れたにも関わらず、納期は未定のままだと嘆いていた。

今のところR3はメーカーの告知で半年の納期遅延が発表されているが、Z 9はクリスマス発売とあるだけで音沙汰がないので、S氏のもとにナイコンサンタが来るかは未知数のようである。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

ここしばらく安定した天候が続いてたが、どうやら今晩あたりの冷え込みでドカっと来そうな雰囲気だ。

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