蛍袋
ホタルのシーズンはゲンジからヘイケに移りつつある..史実では平家が先で源氏が後だけど..が、水場が少ない赤城高原では野草のホタルブクロが見頃である。
ホタルブクロは日向よりも日陰を好む山野草である。暑さを逃れて木陰に入り、ふと足元に目を向けるて草陰にひっそりと花を見つけたりすると、何となく風鈴をイメージして涼を感じたりするものだ。
ホタルを捕まえて家に帰る道すがら、何か入れるものがないかと見つけたのがこの野草。花の中にホタルを入れて急いで家に持ち帰る、といったシーンが想像できる名前であり、実際由来はそんな感じのようであるが、昔の話なので定かではない。
でもそう思わせるにあまりある雰囲気があるのも事実である。でも残念ながら赤城高原にその入れるホタルがいないけどね。
こういうシーンではXF16-55がホントに素晴らしい。逆光耐性、開放でのボケ具合、どれをとっても単焦点レンズ顔負けである。
このアングルで撮るためにしゃがみ込んでノーファインダーだが、縦位置で液晶モニタをチルトすれば、X-H1の手ブレ補正で歩留まりもほぼ100%だ。