風任せな旅路
先日の夕方、やや西寄りの南風が強く吹く中をツグミの群れがやって来た。暗かったので正確な数は不明だが、恐らく100羽は超えていたと思われる。
薄暗い中をキョキョッと鳴き交わしながら、すぐにまた東の方へ飛び去るもの、そのまましばらく庭木に留まるもの、そこはてんでに適当だったが、小一時間近くかけて家の周りを移動していった。
ツグミは冬鳥の中では最終走者として渡来する割に、帰る時もまたゆっくりしている個体が多い。それでもこんな南風が強く吹けば、風に乗って少しづつ北上を始める個体もいるようだ。
その大風のお陰で今朝は久しぶりに視界がスッキリ。漂う花粉もPM2.5もどこかに吹き飛ばしてくれ、この時期には珍しく八ヶ岳連峰までクリアに見通せた。