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いきなりシカが道脇の防風林から飛び出してきて、目の前5mほどを横切って走り去ったのにはさすがに驚いた。

こちらが歩いてきたのに気が付いたが時既に遅しで、逃げようかどうしようか悩んでいるうちに小生の接近を許してしまったといったところだろう。

こちらも1頭程度ならそこまで驚かないのだが、林からガサガサと続けざまに7頭が走り出てきたのでビックリした次第である。

FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA

農地に張り巡らされた防鹿柵に沿って逃げ去る一群。相変わらずシカ除けとしてまったく機能していない。

これから出産シーズンを迎えるので、そろそろシカの群れもバラける頃合いだ。

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そろそろ周辺の積雪が無くなり始めており、動物たちの足跡という可視化された情報を追うのも難しくなってきている。

小生が引っ越すに当たり、生活に影響のない範囲で雪が積もることを条件で探して今の場所に住んでいるのも、そんなことが理由の一つだったりする。

FUJIFILM X-H2 / XF18-120mmF4 LM PZ WR / ノウサギ

FUJIFILM X-H2 / XF18mmF1.4 R LM WR / CLASSIC CHROME / ノウサギとキツネと人
FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME / シカ
FUJIFILM X-H2 / XF18mmF1.4 R LM WR / CLASSIC CHROME / キツネと俺

足跡が消えるそれはつまり春が近いことでもある。

ナイコンZ9がまたまたファームアップしたらしく、仕事仲間でZ9..手に入れるのに苦節8ヶ月待ったらしいw..使い曰く登場時のアナウンス内容とは別物となりつつあるとのこと。

ハードウエア的にまだ余裕があるとメーカーも公式でアナウンスしていたので、エレキカメラがソフトウエアの改修で性能アップしていくさまはまさにイマドキ感ある。

個人的には単に発売日に間に合わなかっただけじゃねぇーの?と勘ぐってみていたが、さすがに度重なるファームアップでここまで機能を追加を盛り込んでくるのは、逆に最初からそのつもりで世に送り出したのは間違いないなと思い直しているところ。

正直なところ一眼レフ時代のナイコンには殿様商売のイメージしかなかった。釣った魚には決して餌をやらんとばかりに、バグフィクス程度しかファームアップしていた印象がなかったので、Z9のこの動きは意外である。

前述の通りデジタルカメラはソフトウエアの塊..Z9に関して言えばミラー機構さえ無いしね..なので、後で機能追加できるように仕様を定義してあれば、ファームアップで更新されていくのはPCのOSと考え方は同じである。

デジタルカメラの場合はPCほどの汎用性はないので何れ限界は来るが、Z9はその伸びしろの部分に相当に余裕がある感じ。

ソニーのように大量にセンサーが売れないと困る企業はともかく、次から次へと新型を定期に発売していくビジネスモデルは徐々に終焉を迎え、一つのモデルを一定期間ファームアップ熟成・進化させていくビジネスモデルが出てきても良い頃合いだろう。

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / Classic Nega.

FUJIFILM X-H2 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

このところ明け方は連日のようにシカのラッティングコールが聞こえてくる。

近いときは家の前の畑に出てきているようで、収穫が済んだこんにゃく畑に足跡が多数残っていることからそれが分かる。

少しずつ下がっている日中の気温もさることながら、シカの動きでも秋が深まってゆくのを感じる。

GH6で鹿追い

2022/10/15

GH6の被写体認識..パナでは自動認識という..は、他メーカーのように人物・犬猫・鳥のように明示的に別れていない。それどころか「動物+人」なんてモードまである。

これはいちいち切り替える手間がないので便利そうではあるが、画面内に鳥とネコを同時に捉えると、どっちを優先するのかという問題がある。

実際そんなことは滅多にないとは思う..でもアフリカのサバンナなら哺乳類と鳥類というのはあるかw..が、撮影者の意図に沿わない誤認識を防ぐ意味では、識別する対象は明示的に選べるほうが良いように思わなくもない。

それと拙者は撮らないので気にしてなかったが、パナの被写体認識には鉄道・航空機・自動車といった他のメーカーではトレンドになっている被写体が入ってないので、コントラストAFの件もあってそっち系からは敬遠されそうである。

ではその動体を「動物+人」の自動認識で追い掛けたらどうなるかを試してみた。以下、最初の一枚のみ写真で、他はすべて4K120P映像からのフレーム切り出しである。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

シカがこちらに向かって駆けてくるというおあつらい向きのシチュエーションで、AF-Cでフォーカスモードはゾーンを使用。

シカが飛び跳ねるので時おりロストするときもあったが、概ね先を行く個体をAFの被写体認識枠が置い続け、手前にススキの穂が入っても後ろのシカにピンが合い続ける結果になった。

動画撮影は基本的にMFで行っており、AFを使うこと自体あまりしてこなかったのだが、このシチュエーションでここまで被写体を補足してくれるのは意外であった。

まああくまで状況次第ではあるが、被写体認識を併用する限り動体撮影でも結構使えるかもと思い直しているところ。

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テンが道脇に現れ立ち上がったのでちょっとビックリしたが、こりゃすぐ踵を返して逃げるなと思っていたら、なんと目の前3mほどの距離で道を横切ってさらにビックリ。

日の出前でまだ薄暗かったが、何となくこちらに気が付いてなかった可能性が高い。残念ながら撮影できるような明るさではなかったが。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

その30分後に今度は農道を向かいから歩いてくるキツネを発見。

人の形をしているとすぐに気が付かれるので、カメラを構えて身をかがめて待ち伏せていると、こちらが微妙に風上だったようで、20mほど先で立ち止まると鼻を突き出してクンクンすると、脱兎のごとく道をそれて逃げていった。さすがに鼻は良い。

不意にニンジン畑で立ち止まったので証拠写真と映像は撮れたが、この時やっこさんが気にしていたのは拙者ではなく、100mほど離れた林縁に屯していたシカたちであった。

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人づてに聞いた話だが、ちょっと前に札幌でクマが出た..今どき珍しくもない話だが..ということで、その出没場所にもうクマが寄ってこないようにとクマ避けスプレーを撒いてほしいと市役所にお願いした団体がいたそうだ。

ここで言うクマ避けスプレーとは、恐らくカウンターアソールトなどカプサイシン噴射型のいわゆるトウガラシスプレーのことを指していると思われるが、おいおいあれはクマ除けであってクマ避けじゃねーぞ。

トウガラシスプレーはあくまでクマの攻撃を一時的に減退させるために噴霧するもので、虫除けみたいに事前に撒いて忌避行動をさせるもんじゃねぇって。むしろ撒いてから数日経って威力が減退した頃に、逆に誘引する可能性すらあるぞ。

そんなアホな要求をした団体とは例の日本熊◯協会なる、今風に言うならクマに入れ込んだややカルトっぽい集団だ。全国各地からどんぐりを集めてそれをクマの生息地に撒くという、遺伝錯乱も甚だしい行為を堂々と行ったりと、過去にも非科学的な行動をして専門家から指摘を受けてきている。

今回も本当にそんなバカなことを役所に言ったのかは定かではないが、当該団体のニュースで関係者がそう言っているのだからそうなのであろう。

世間に可愛そうみたいな情に訴えるのは保護活動の入り口までは有効であるが、実際の行動は科学的な根拠に基づかねばならない。安っぽい感情論はかえって現実的な施策の足かせになると知ったほうが良い。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

生きものの保護活動は一朝一夕では進まない。特にそこに獣害が絡むとなるとなおさらだ。

おらが村の農地にも万里の長城よろしくぐるり防鹿柵が取り囲むが、日中から堂々とシカがその内側をうろついているのをよく見掛ける。

どんなに擬人化してみても、相手は野に生きる動物。言って聞かせて分かりあえることもなく、人の思った通りにはなかなか行動しないのである。

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シカでもOK

2022/5/17

普段OM-1の被写体認識は鳥を設定しているが、いろいろ試した限りでは、頭と目を検出できる物体にはとりあえずすべて反応するようである。

もちろんそれですべてピンが合うという話ではないが、犬猫専門とかでない限りは、被写体の種類に応じて切り替える必要性は少ないかもしれない。

まだ試してはいないものの、人工的な物体を生きものと同じパラメータで検出するのは難しそうなので、さすがに鳥の設定で電車や飛行機を確実に検出するというのはないだろうねぇ..

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

OM-1の被写体認識は当然のようにシカにも反応したけど、鳥か四つ足なら何でも良いんかいって感じw

それはそうとこの若い雌ジカ、よく見たら防鹿柵のこっち側にいる。この少し手前のレタス畑で、張ったばかりのマルチに付いていた足跡はこいつだったか。

ちょうどこの前日にマルチを張ったばかりだったので、Nさんちの若旦那は怒り心頭だろうなw

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朝、対岸の林道..という言葉ほど良い道ではないガレ道..をドッグゲージを乗せた軽トラがガタガタ音を立てながら3台連なって登っていくのを見かけた。

今日はこの辺りは鉄砲撃ちが入るのかと思案をしたが、尾根に上がってしまえば問題なかろうと予定通り天狗様の営巣谷が見えるいつもの尾根へと向かう。

Google Pixel 5

登ってきた反対側の谷筋では、猟犬が吠えているのが午後の下山時までよく聞こえていたが、結局銃声は一度も鳴らなかったので、午後遅くまで獲物はボーズだったようだ。

この季節、県南フィールドの猟区はどこも鉄砲撃ちが入っているので、うかつにガサガサと谷筋を歩くのは要注意だ。登山道などあればなるべくそこを利用した方が良い。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

朝登っていく途中でシカの親子に遭遇。

この辺りは昔からシカが多いエリアなので特に珍しくもないが、今の時期は身の危険を感じているのか、当方に気がつくと同時に速攻で逃げ去っていった。

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初鹿鳴

2021/9/14

まだそれほど頻繁ではないが、一昨日辺りから気の早いシカのラッティングコールが聞こえるようになった。当然今シーズン初だが、例年に比べてかなり早い印象。

今年は秋が早いのではないかと言われていて、北海道ではすでにオオヒシクイの飛来が報告されているようだが、生きものの季節移動はどうだろうか。

こういう季節の便りをまとめて報告できる仕組みがあると良いよねとつくづく思う。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Classic Nega.

このところ朝は10℃台前半の日が続いている。

今週末は台風..上陸する頃には熱低に変わるようだが..がやって来るので、一過のあとに一時的に暑さがぶり返すだろうが、それもで確実に秋は進行中。

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それ既製品

2021/7/26

東京五輪の開催式はやはり賛否両論の様子。

予算160億円ぐらい掛かっている割にあの程度かとか、ゴタゴタ続きで結果的にシンプルになったような話も聞くが、直前になって担当者が解任されたからと言ってすぐにプログラムを変えられるわけはないのはちょっと考えれば想像はつく。

良し悪しは個人差もあるのでさておき、まあ最初からあの内容だったというのは間違いない。

個人的には、選手団の入場でゲームソフトのイメージ楽曲を使うまで英断できたのなら、海外で人気のアニメキャラクターとかゴジラとか、そういうソフトコンテンツを盛り込んだほうが受けたろうとは思う。

海外で評価が高かったのは、動くピクトグラムのパフォーマンスとドローンによる地球だったらしい。個人的にも確かに前者は面白かったとは思うが、それならドローンで同じものを見せたほうが効果的だったのではと思わなくもない。

ちなみにそのドローン演出だが、さすが技術大国ニッポン!と喜んだ人には申し訳ないが、あれはインテル入ってるで有名な米Intel社がハードとコントロールソフトをパッケージで販売しているその名も「Shooting Star」という既製品で、日本は1mmもスゴくないので念の為w

我が国のIT技術はいわゆる先進国から比べたら遅れに遅れている。ハード面で基礎技術的にはまだリードしている部分もあるが、特にソフトウエアでは中国辺りとはすでに差が開きつつあると言って良い。IT業界の末端にいるものとして、これだけは言っておきたい。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

親からはぐれたか、子鹿が森からさまよい出てきた。しばらく様子を見ても付近に親らしき個体がいるふうはない。

フラフラ歩きながら時折匂いをかぐ仕草を見せるが、どうしたら良いのか自分でもわかっていないのだろう。

100mほど農道歩いたが結局再び戻ってきて、出てきたところと同じコースで森へ戻っていった。森の中に親がいれば良いが、いくらシカの天敵がいないとは言っても、子供だけで生き延びるには自然界は甘くない。

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