ヒメアカタテハ
チョウの仲間の中でもその分布域が広いことで知られるヒメアカタテハ。何でも南極大陸以外の大陸すべてで生息が確認されているとのこと。
季節移動するチョウと言えばアサギマダラが有名だが、このヒメアカタテハもアサギマダラほどではないが、秋から冬にかけて越冬のために北から南へと移動する。
夏と秋の年2回発生するため、今は秋生まれの個体がそこそこ飛び回っている。
近縁に少し大きいアカタテハがいるが、アカタテハがより黒味が強いのに対し、ヒメアカタテハは翔んでいるところだけ眺めているとヒョウモンチョウのように見える。
それと地面に降りていたら十中八九アカタテハ。ヒメアカタテハは花の蜜しか吸わないので滅多に地面には降りない。