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天狗様現る!

2018/11/24

みなかみ町に仕事で出掛けたので、帰りがけにたくみの里に立ち寄って、噂の天狗様を拝んできた。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

天狗様も乙事主様も稲藁で作られていて、近くで見ると結構デカイのに驚く。イノシシなど軽自動車より大きい。

この「わらアート」の展示は今月末までなので、ご覧になる方はお早めに。

冬型の気圧配置が強まり、上越国境は終日雪雲の中。みなかみ藤原も降雪で、朝の時点で3cmと言っていたので、夕方にはさらに積み増しているだろう。

その影響で赤城高原でも早朝にはあて..上州の方言で風花のことね..が舞って、やや初雪扱いとなった。そう、我が家では雪の便りと共にストーブが設置されるのである。

ちなみに初霜でコタツ設置と決まっているので、最近はコタツに入って芋焼酎のお湯割りを頂いているw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia / Dレンジ優先
FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR x 1.4 / Velvia

さすがに雪の便りが届くようだと、いつまでも紅葉ネタでは引っ張れないので、月初に撮影したSLみなかみ号をアップ。

1枚目は下りの時間帯という都合でやや逆光気味になるので、ややHDR風に撮影。ちょうどコンニャク掘りのシーズンなので、上手い具合に地域色を入れて撮影できた。

そう言えば、いつもと炭水車のカラーリングが違うなと思って調べたら、D51形498号機..なんて書くと鉄ちゃんみたいだけどコピペだからw..は今年で復活30周年記念らしい。名前も「SLぐんま みなかみ号」に変更されているそうだ。

カテゴリ:乗り物, 季節感|タグ:,

晩秋に桜

2018/11/22

朝夕に近所でフクロウの調査を実施中。今は彼らの求愛期なので、割と行動が大胆になっているのだ。

夕方は日が落ちる時間帯を狙って林縁を見て回り、朝は声を目当てに日の出ちょっと前の森の中を歩き回っている。今朝も2ペア4個体の鳴き交わしを確認しており、このうち1ペアはうちのすぐ近所に縄張りがあることは判っている。

谷を挟んだ隣の地区にも2ペアいるっぽいので、こちらは夕方に配り物を届ける..今期は地元の区長なんぞ仰せつかってるもんでね..時にちょっと寄り道して痕跡探しである。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / PRO Neg. Std

すでに紅葉も終わった標高600m付近の里山で、桜が咲いているのを見つけた。冬桜の一種のようだが、ジュウガツザクラとは花弁の数も付き方も違う。

まあ何れ観賞用の園芸種だとは思うが、それにしてもこの寒空に咲く桜の花というのも不思議な感じがする。

カテゴリ:猛禽, 花・植物|タグ:,

某S社の主力ミラーレスカメラで何やらきな臭い話がチラホラ。メディアの抜き差しの際にデータが全消失するトラブルがあった、という何とも恐ろしい話がSNS上に報告されている。

仮にメディアに記録中にカードを抜けば、それ以降保存されないというのは想定内だが、バッファからすでに書き込まれたデータまで全消失というのは、システム屋の端くれとしてちょっと考えられない状況だ。記録されないのではなく、恐らくフォーマット..またはそれに類する処理が走る..されていると想像できる。

ロットの個体差なのかバグなのかは今のところ不明だが、SNS全盛のこのご時世、メーカーも知らぬ存ぜぬでウヤムヤにすること即炎上を意味するので、派手な火の手が上がる前、煙が出ているぐらいのうちに何らかの手を打たないと、悪名高き○ニータイマーの如き黒歴史を残すことになるかも。

ちなみに拙者はEOSメイン時代も含め、自分でうっかりフォーマットしてしまったケアレスミスwを除けば、幸か不幸かデバイスのトラブルでデータが消えたことはないが、エレキの塊であるデジタルカメラはもはやコンピュータ機器そのものといっても過言ではないので、万が一のデータ消失は想定しておくべきだろう。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

今朝は氷点下2℃まで冷え込んだ。山が冠雪し、放射冷却で冷え込みが強くなると、朝は山が焼ける季節となる。SNSでボヤるのは勘弁だが、山が焼けるのはウエルカムである。

ということで、今朝は今シーズン初の谷川岳のモルゲンロートとなった。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / Velvia

浅間山に日が沈む。夕焼け空は良い天気の兆しと言われるが、どうやら明日は下り坂らしい。

山は雪だった

2018/11/20

山はまだ白くないなどと書いたら、見透かしたように今日の上越国境は広範囲に冠雪していてびっくり。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASSIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

と言いつつ、昨日は終日雲の中だったので、気温が低ければさもありなんという気もしていたけどね。朝、三峰山に虹も掛かっていたし。

カテゴリ:季節感, |タグ:, ,

例年なら初雪となってもおかしくない時期だが、未だに上越国境の稜線は地肌が見えている状況。

先週ちょっと冷え込んで霜が降りたものの、その後はこの時期にしては暖かい日が続いている。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

久しぶりにWindowsを起動し、データベースソフト..敢えてアプリとは言わないw..であるAccessを動かしている今日この頃。

久しぶりというのは語弊があるが、うちはエンドユーザー向けのデスクトップ業務システムではほとんどFileMakerによる開発に移行してしまっているので、新規でAccessでの開発を受注することは稀で、あっても改修作業がその多くを占める。

AccessはWindowsと同じMicrosoft製のOfficeソフトの一員だが、当初は単独のデータベース管理システムの位置づけであった。

当時は猫も杓子もオフコン..今どきの若いITエンジニアは知らないだろうなぁ..からのダウンサイジング流行りで、Accessは日本語版の発売と同時にほぼ国内市場を専有してしまう勢いだった。

日本語版の最初のバージョン..Win3.1対応で16bitだったなぁ、確か..である1.1からの付き合いなので、かれこれ四半世紀が経つが、これは関わりがあるプラットフォームでは一番長いものだ。

地方の田舎ゆえ、ODBCでOracleやSQL Serverと接続する的なクライアントサーバシステムもどきを多数手がけ、SQLを覚えたのもAccessやVB4による開発だったなと懐古中。

今やすっかりオブジェクト指向プログラミング脳なので、VBのサブセット版的なVBAをいじっていると、ついコードの最後にセミコロンを書いてしまってコンパイルエラーになるとか、妙に懐かしい気持ちにもなるw

カテゴリ:季節感, 独り言|タグ:

ツチグリ

2018/11/18

雨上がりに森の中を歩いていて、久しぶりにツチグリを見つけた。キノコを探していたわけではないが、斜面を登ろうとして足元を見て気が付いた。

東北では食べる地方もあるようだが、好んで食するほど美味いものでもないと聞いている。見た目はココア風味のチョコレート菓子のようにも見えるけどね。

湿気を好むのはキノコの仲間と同様で、乾いている時は地面に潜って目立たないが、湿度が高くなると開くようだ。とは言え、白い外皮が広がってなければ、恐らく気が付かずにいただろう。

FUJIFILM X-H1 / XF18-135mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

ツチグリで思い浮かべるのが胞子を飛ばすシーン。待っていれば穴が広がって勝手に飛び出すのだろうが、それ待つほど暇ではなかったので、ちょっと指で押してみた。

左手にカメラを構え、横着して手持ちノーファインダーで撮影したので、グダグダの映像になってしまったがw、胞子が飛ぶ様子は判るだろう。

ピョーンと

2018/11/17

先日の記事で、シカの牡は4歳まで年齢を判断できると書いたが、シカの仲間はカリブー..いわゆるトナカイのこと..を除いて牝には角がないので、そこはなかなか難しい。

1〜2歳なら体の大きさと顔付きで若いだろうと判断できるが、それ以外では何とも言えないかな。

あと、写真の個体のように道の真中を無防備に歩いている奴も、危険を察知する経験値が少ないと判断できるので、若齢と言えるだろうね。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

この朝もまた薄暗い時間帯だったので、ISO12800で撮影。

ただ驚いたのはこの後の行動。こちらが先にシカが歩いてくるのを発見したので、遮蔽物のない農道脇にしゃがみ込んで待っていると、さすがに違和感を感じたかあちらさんも気が付いた。

すると、すぐに写真左方向に向きを変え、2・3歩駆け出したかと思ったら、まさに言葉通りピョーンとジャンプして、2m近い電柵を飛び越えて行ってしまった。

連中は何気に普段は電柵を避けるように行動しているが、いざとなると軽々と飛び越えてしまうその身体能力は、侮りがたし野生動物って感じである。

ちなみに、一応その瞬間も連射はしているのだが、シャッター速度が低速の上に電子シャッターに設定してあったので、見事に被写体ブレで全滅であるw

カテゴリ:ほ乳類|タグ:

ブナの林床

2018/11/16

森の中を歩く時、行って来いのコース取りなら、行きは樹冠を見上げつつ周囲に目を配りながら歩き、帰りは逆に目線を下げて林床で探しもの、というのが大抵のパターンだ。

もちろん、光線状態が変わるので帰りも周囲には注意しているが、やはり足元のローアングルな世界も捨てがたい。

ただ、難点はフジノンレンズは総じて最短撮影距離が長く、マクロ撮影的な近接能力が低いので、その場合はマイクロフォーサーズの出番となる。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASIC CHROME

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / CLASIC CHROME
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / Velvia

ブナの森で目線を下げると、当然ながらブナの色々に目が届く。実、落ち葉、枯れ葉、実生、そして倒木などなど。

でも、あまり這いつくばって撮影していると、周囲への警戒が疎かになるので要注意だ。シカはガサガサと賑やかにやって来るが、クマは案外音を立てないので、うっかりばったりは勘弁である。

カテゴリ:花・植物|タグ:

狩猟解禁

2018/11/15

今年も猟期がやって来た。鉄砲打ちも高齢化が進んでサンデー毎日な人ばかりなので、平日だと言うのに解禁日初日の猟区はオレンジ色な人たちで賑わっていた。

毎年のことなので判ってはいたが、天気が良く遠望が利きそうだったので、いつもの林道を上っていくと、これまたいつも定点に利用している空き地..車がすれ違うために広くなっている..はすでに先客の軽トラックとジムニーが並んでいた。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

まだスペースはあったが、ここに出入りしているグループに知り合いはいないので、少し上流側に移動。ここも視界は開けているが、対岸にすぐ右岸側の尾根が迫っていて、少々圧迫感がある。ま、こればかりは仕方ない。

日が短くなっているので、午後3時頃には左岸側の尾根が影を落とし始める。紅葉が終わって落葉ちょい前ぐらいの落広林が西日の斜光線に照らされ、空と影とコントラストを演出していた。

ちなみに今日の銃声は2回で、かなり下流方向から聞こえてきた。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 上:ツグミ 下:シメ

今朝はこの秋一番の冷え込みだったが、日が昇る頃に近くの雑木林からキョキョッという懐かしい声が聞こえてきて、ようやくツグミを今シーズン初認である。

10羽ほどの群れだったので、まだこれから南下する個体だったかもしれないが、これでめぼしい冬鳥が揃ったことになる。

カテゴリ:季節感, |タグ:,