年別アーカイブ : 2017

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点々と

2017/2/16

テンテンと、いや点々と付いているのはテンの足跡。右側はやや古いので昨日以前、左側は多分昨夜かな。

どこに付いていたかって?それが犬小屋の上の法面だったりするのでちょっと驚き。

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ナイコンの今年度末の希望退職者が1200人近くになると報道で知った。基幹事業であるステッパーと社の代名詞でもあるカメラ事業が低迷して、リストラクチャリングを余儀なくされているらしい。

そう言えば割りと反響のあったはずの高級コンパクトのDLシリーズも、発表から1年を経て市場で日の目を見ること無く販売中止といういうから、傍から見ているよりは事態は深刻なのだろう。

カメラは歴史的に見ても古いジャンルの工業製品であり、フィルム時代に一度成熟期を終えているが、デジタル化の波に乗って再び最盛期に差し掛かり、写真文化と共に第二の成熟期を迎えている。

デジカメ黎明期、フィルム代が掛からないからデジタルは安上がりだ、という冗談のような意見も散見されたが、デジタルガジェットの宿命というか日進月歩の技術革新により、実際は数年で買い替えをさせられることになっている。

別に買い替えをしなくても今使っているカメラの性能が悪くなるものでもないのだが、そこは消費者心理を突いたメーカー戦略に踊らされる人が多く、一頃のインテル入ってるのPCのように、新型が出る度に買い換えることとなる。

が、PCがそうであったように、やがてその技術の進歩も頭打ちになり、新旧モデルで目に見える目立った差が無くなってくると、デフレ時代の到来もあって、消費の奴隷となることを拒む人も現れ始め、それが消費の低迷につながるわけである。別に今のカメラで十分じゃんってね。

定期的にカメラを買い替えてもらえうことを前提としたビジネスモデルに甘んじるメーカーの末路は厳しい。よく言われることだが、良いものが必ずしも売れるというものでもない。消費者が欲しいと思うものを、適切な価格でタイムリーに市場に投入してこそ、そこに商機が生まれ、売上増につながるのである。

厳しい投資家を横目に、マーケットの動向、消費者のニーズ、そういったマーチャンダイズにしっかり取りんでいる企業だけが生き残れる、今はそういう世知辛い時代なのである。

光学とデジタルの技術融合は、衰退の一途をたどる日本の工業製品の中において、世界に誇る突出した分野だ。もしかしたら最後の牙城かもしれない。今回のナイコンに限った話ではないが、是非とも日本のカメラメーカーには踏ん張って欲しいものである。

寒い季節はこたつノマドが一番。もう10年選手の古い液晶モニターを引っ張り出し、こたつの上に設置して仕事場としている。

街のスタバでノマドも良いが、田舎暮らしの山人間ゆえ人々の喧騒の中に身を置くのはどうにも馴染めず、仕事に集中できない。

頭が煮詰まってきたら、コーヒーすすりつつ餌台を訪れる小鳥たちの姿を愛でるも良し、窓の隙間から望遠レンズを出して撮影するも良し。

ああ、なんて素敵な日本のこたつ文化。ニッポン人でよかったねぇ..

カテゴリ:独り言

視線を感じる

2017/2/13

外から何やら覗かれているような視線を感じる。ブラインドを上げると窓のすぐ向こう側にカケスの姿が。

そろそろとゆっくりゆっくり窓を開け、望遠レンズが出せる程度の隙間ができると、しばし動きを止めて様子を見る。

少し警戒したように見えたが、不思議そうにこちらを見たところをパシャッと一枚。

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油断

2017/2/12

前日の天気予報で県北に大雪注意報が出ていたのは知っていたが、夜半に確認した雪雲レーダーの動きを見誤っていたようで、朝起きたら60cmほどの積雪となっていて、さらに昼までにプラス10cm積み増し。

やれやれおかげで日曜だと言うのに、朝から2回除雪に従事させられ、体のあちこちが悲鳴を上げている有り様だ。

カテゴリ:季節感

地吹雪

2017/2/10

ピョォーという絵に描いたような吹きすさぶ風が屋外を吹き抜ける。北風だが勢い強く建屋を巻いてくるため、今日ばかりは餌台に集まる鳥たちの数も少ない。

この冬は例年になくよく雪が降る。量はさほどではないものの、まめに雪かきをするようにしているが、地吹雪になるとかいた側から埋まっていくので厄介だ。

カテゴリ:季節感

と言ったかどうか、ニーニー鳴きながら餌台にやって来る人の良いヤマガラは、いつもシジュウカラに横取りされそうになってあたふたしているのさ。

ヒマワリの種を食べる時、シジュウカラ周囲を突いて端から食べるが、ヤマガラはきれいに殻をむいてから食べる。

もちろんすべての個体が右へ倣えというわけでもないが、同じカラ類でも食べ方に違いがあるから見ていて飽きない。

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2006年に開設以来、地元群馬の自然映像の取り扱いに端を発し、12年間ご愛顧いただいてきた映像ライブラリ『ネイチャー・イメージング』ですが、この度2月10日をもって直販サービスを終了することとなりました。


モーションエレメンツ

 

今後は、取り扱い映像のすべてを「MotionElements モーションエレメンツ」での販売に切り替えることになり、新たな映像素材はモーションエレメンツにアップされることになります。

引き続き『モーションエレメンツ&ネイチャー・イメージング』をよろしくお願いします。

クリエイターページ:http://www.motionelements.com/ja/artists/nature-imaging

カテゴリ:お知らせ

と言ったかどうか、そんなシジュウカラくんの口の周りには、バッチリ雪が付いているよと教えてあげたいw

あらゆる水分が凍りつく厳冬期、鳥たちがどこで水分を補給しているのかと言えば、ご覧の通り雪を食べているのである。

我々人間は1日に2,000〜2,500ml程度の水分を補給する必要があると言われるが、そのうち600〜1,000ml程度は食物から摂っている。

しかし、鳥たちが野で食べる植物の種子などでは十分な水分は得られないのか、こうして時々雪を食べているようである。

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立春

2017/2/5

気がつけば一日立春を過ぎていた。日常に忙殺されていると言い訳しつつも、信条として季節に敏感にあらねばと反省しきり。

二十四節気に春の文字が現れるとも、まだまだ寒い厳寒期。流行り風邪など引かぬよう気を付けねば。

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ぴょん!

2017/2/4

シジュウカラなどカラ類は、あまり長時間地上をうろつくことはないが、スズメはよく地面に降りて餌を探している。

しかもよく仲間同士でモメて争っているので、注意散漫のところを近所のノラ猫に襲われ、命を落とす個体も多い。

今年はうちのスーたちが少なく、そんな年もあるかと思っていたのだが、ここ数日雪解けとともに数が増え、結局例年より多い20羽前後が庭先をうろついている。

スズメは二足交互に動かして歩くウォーキングでなく、民話の世界の言葉通り、ぴょんぴょん跳ねながら移動する。

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