月別アーカイブ : 2015/11

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干せばなる

2015/11/13

干さねばならぬ、渋柿は。干さねば甘くなりにけり。

20151113

今年も大量に柿を入手した。標高の関係で赤城高原ではほとんど甘柿にはならないので、例年通り軒下に吊るして干し柿を作る。だが、そんなことを知ってか知らずか、吊るし始めた途端に天候不順で雨模様となり、やれやれである。

カテゴリ:季節感

ベータの終焉

2015/11/11

先日、ソニーからベータ規格のビデオカセットテープの出荷を終了するというアナウンスがあった。9月にはHDV機器の生産終了の報があったばかりだが、少しずつレガシーな製品が市場から姿を消していく。

ご多分に漏れずうちはVHSだったのでベータには縁がなかったが、当然ながら周囲のソニー贔屓にはベータ派が多かった。それでも市場でのコンテンツの優位性はVHSのほうが上であったため、ソニー好きでもやむなくVHS派または両規格併用派が多かったようだ。

ご存知にように一般家庭へのビデオデッキ普及の影の立役者はAV..もちろんオーディオビジュアルでないほうのAVね..であり、その流通量ではVHSに大きく軍配が上がったのである。それでもウブで若かりし頃、先輩から借りた裏エ◯ビデオがベータだったため、ダンボール一箱を指をくわえて恨めしく眺めていた記憶がある(苦笑)。

ノスタルジックな意味合いで言えば、近頃はレコード盤が復権してきている。レコード盤の場合はその微妙な音のゆらぎなどを楽しむことを目的とするようだが、映像に関してはそれ以前の8mm..フィルム時代の規格..がその役目を負っているので、カセットテープに関して言えばそれはないだろうと推察する。

それよりも、まだまだ世の中に膨大に蓄積されているビデオカセットを、ワンタッチでDVDやBlu-rayディスクに焼きなおす安価な機器の登場を期待したい。うちにも過去に収録した番組など多数残っているのだが、現存するカセットデッキが壊れたらそれでオシマイなので、今回のベータ終了のニュースは、またぞろその問題を喚起することになった。

20151111

蒟蒻掘り狂騒曲も一段落し、畑も残すところホウレンソウの収穫ぐらいになり、赤城高原も農閑期へと向かっている。上州武尊山の山頂部が薄っすらと白くなっているが、根雪になるまでにはまだもう少し掛かる。周囲の山稜が根雪となると同時に、この辺りの露地の収穫シーズンも終わる。

カテゴリ:ガジェット, 季節感

先日開幕したCanon EXPOで、噂の2億5,000万画素CMOSセンサーのコンセプトカメラ..と言えるような形をしていないが..が展示されていたらしい。

話によれば、一部海上を挟んだ20km先を撮影して、そこに書かれた文字が読めるというから驚きだ。遠距離を望遠レンズで撮影するので、そこは大気との戦いであることは避けようもないが、揺らぎや霞を除去する技術も同時に開発し、その組み合わせで実現したのだという。

さらに電子ズームとの併用でも十分な画素数を維持するため、拡大耐性にも優れているらしい。そりゃ2億も画素があれば後処理で何でもござれであろう。ちょっと前にそんなもん作っているヒマがあったらと揶揄したばかりだが、基礎技術の面で考えれば凄い技術なのは異論を挟む余地はない。

フィルム時代なら撮影時にほぼすべての作業が完了していることが当たり前であり、それを実現するのがプロフェッショナルな仕事であった。が、デジタル時代になって以降、記録された画像・映像は撮影後に後処理を加え、さらに完成度の高い結果に仕上げるのが当たり前になった。撮影時の敷居が下がった分、撮影後の仕事が増えたわけで、面倒といえば面倒なのだが、それが出来ると出来ないでは飯の種に差がつくのも事実だ。

すでに撮影後にピントの位置をずらす技術も存在する。先の膨大な画素数を難なくハンドリングできる時代も、数年先にはやって来るであろう。そうなるとカメラには高精細なレンズ1本だけがあれば済んでしまうわけで、いずれレンズ交換式のカメラなど過去の遺物になるのかもしれない。

20151105

大気の揺らぎの影響を受けないで撮れるのは早朝だ。たとえ厳冬期でも日中は地面が暖められヘイズが浮いてくるので、多少なりともその影響を受ける。特にこれからの季節は空気が済んでくるので、山など遠景を望遠レンズで撮影するのは朝が一番である。

カテゴリ:写真・カメラ

20151104

気温が低くても風があると霜は降りないが、今朝は無風であったため初霜となった。と同時に、家の周囲にツグミの声が響いており、こちらも今シーズンの初認である。初霜は例年よりやや遅い感じだが、ツグミは逆に少しお早いお着きかもしれない。

ジョウビタキはどちらかと言うと穏やかな時期にやって来るが、ツグミは冬型のやや荒れ気味の空模様とともに姿を見せる印象がある。風に乗ってやって来るのか、飛ばされて来るのか定かではないが、アトリやマヒワはすでに確認しているので、あとはシメが姿を見せれば概ね赤城高原の冬鳥は揃うことになる。

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寒さ到来

2015/11/3

油断していたらアッという間に寒くなってしまった。ちょっと出掛けていたため写真はないのだが、一昨日の朝に関越トンネルを通過する際チラッと見えた谷川岳の稜線部は、初冠雪の時とは違って結構白くなっていたようだ。

何より家に戻ってみれば居間にはコタツが鎮座しており、否が応でも冬への気分が盛り上がるというものだ。

20151103

庭のブナはほとんど葉が落ちてしまった。冬芽を残しつつもこの葉も何れは土に還る時が来る。

カテゴリ:季節感