ようやくDSMCの時代が
オリのE-M1XとE-M1Mk3がApple ProRes RAW出力可となる話、マイクロフォーサーズなら希望的観測としてパナのGH6(仮称)が内部記録可で対応してくれれば、 Atomos Ninja Vの必要はないよなという考えに現状落ち着きつつある。
時代の流れでオリ機も動画に力入れ始めているが、こと動画性能に関してはパナ機のほうに一日の長があるので、スチル撮影=オリ機、ムービー撮影=パナ機の図式が成立するからね。
それにどうにもあの周辺機器が外付けになるのがイマイチなんだよね。それこそGH2・GH3の頃はリグに載せてSmallHDのモニターにEdelkroneのフォローフォーカスでブイブイ言わせていたが、仕事で直接動画撮影に関わらなくなって..今は別チームが担当..からは、個人では再びミニマムスタイルに戻っている。
ただ、フジのX-T4がAtomos Ninja VへProRes RAW出力可となったりすると、兼用で使えるので少々話が違ってくるぞ。何しろフジはファームアップによる機能追加をまったく厭わないし、すでにGFX100では対応済みなのだ。X-H2(仮称)が来年のどの時点で登場するのかわからないこともあって、X-T4のファームアップもあながち無いとは言えないかも。
何度か書いていることではあるが、外付けになろうが内部記録になろうが、個人的に興味があるのはムービーのためのRAW動画ではなく、動体撮影向けスチル写真のためのRAW動画である。
すでに何年も前からREDが実現しているDSMC(Digital Still and Motion Camera)の世界が、ようやく手の届くところまで降りてきた感があるね。
台風が来て大風が吹くとこういった木の実の類いが落ちてしまって、渡り途中に立ち寄る夏鳥たちには残念になることがある。
その台風12号も進路が東へ逸れてくれたので良かった。が、これで今週出掛けられると思うのは考えが甘いようで、西の低気圧が台風に引っ張られて東進してきて、結局は雨模様である。
まあどのみち急な仕事を頼まれてしまったので、今週は身動き取れなくなっているんだけどね..