緑は青い
2021/5/23
今年はキビタキがあまり林縁部に近いところに出てこない代わりに、アオジをよく見かける。
アオジも比較的高い木の梢でさえずることが多いが、それはビンズイほどでもなく、林内中層の目線ぐらいの高さでもよく鳴いている。
双方とも音質もよく似ていて、時々聞き間違えてしまうこともある。
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-14
アオジを見ると、高校生の頃に後輩が「ミドリジ」じゃね?と言っていたのを思い出す。
緑色のイモムシのことを青虫と言ったり、緑色の若いリンゴを青りんごと言ったりと、昔の人は緑を青に分類していたので、アオジ(青鵐)もそんな関係だと思われる。
そう言えば春は若い緑のイメージがあるが、若い時代を青春というのも似たようなことかな。
アオアシシギのようにどう見ても脚が青にもましてや緑にも見えないのに、キアシシギよりは青っぽいよね的に分類の便宜上アオが付くよりはマシかもね。