とても冬とは思えない暖かさに感謝。
朝のうちの日陰こそダウンの世話になってはいるが、日なたで膨らんでいる小鳥たち同様、コーヒーすすりつつ背中一杯陽を浴びれば、ポカポカと実に幸せな気分である。
ふと見上げる空には白く軌跡を残す機影一つ。さんさんと降り注ぐ太陽光の輻射熱で暖かい地表とは異なり、遙か成層圏は氷点下の世界。
そしてその下には奴凧の如く浮かぶ鳥陰一つ。空の高みは寒いのか寒くないのか、聞いてみないと判りはしないが、青空に吸い込まれそうにホヴァリングする姿は、やはりどことなく気分が良さそうだ。