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餌付けで罰金

2021/3/18

今月2日の自然公園法の改正で、一部の国立公園内でクマやサルなど野生動物に餌を与えると最高で30万円以下の罰金が課せられるようになった。

人の手で餌を与えられた動物が味をしめることで常態化し、それが前述のクマやサルであれば人的被害に繋がる可能性があるため、かなり以前から問題視されてきた歴史的経緯がある。

マナーを呼びかけるだけで済めば罰則の規定は必要ないだが、この問題は昨日今日に始まったわけではないので、未だ解決に至る道筋が見えてこないのが実情といったところだ。

古くは日光のニホンザル然り、北海道内あちこちで見かける観光ギツネ、最たるは世界自然遺産の知床におけるヒグマなど、一歩間違えば怪我では済まないケースも起こりえるわけだ。

直接の人的被害に繋がらなくても、常態化してしまうと結局そのしわ寄せは駆除という形で動物自身に向いてしまうため、良かれと思って餌を与える行為が逆に命を奪うことにつながることは、もっと周知徹底するべきであろう。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

県内某所で餌付けされているヤマガラ。餌を持っていなくても手をかざすだけですぐにやって来る。ここではヤマガラだけでなく、シジュウカラやコガラもやって来ていた。

鳥の餌付けのケースで有名なのは、新潟の瓢湖のような越冬で集まるハクチョウへの給餌だろう。鳥インフルエンザの集団感染の可能性が高まるので、一時は給餌行為を中止する風潮があったが、観光産業とも関係してくるのでなかなかすべてのケースで中止とはなっていない。

冬季は餌が不足するのでそこを人為的な給餌で補うのはそう悪いことではないと思っているが、問題は餌の量とその内容だ。公園などでパンの切れ端やパンくずを与えているのを見かけるが、パンは油分が多くて摂取し過ぎるとかえって寿命を短くしかねない。

やはり自然界にそのまま存在するものが望ましいだろうね。

ちなみに餌付けは意図的に行われるものだけではない。当地のような田舎では、家の敷地の端っこや農地の隅に残飯や収穫物の余りを捨てるケースが普通にあって、そんなところはタヌキやイノシシたちの格好の餌場となっている。

何も直接的でなくても、産業廃棄物含め間接的に行われるている餌付け行為もあるということである。

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35mmフルサイズのS5でコリメートした時の難点と言うか注意点は、とにかく被写界深度が浅くなることだな。

当たり前だが、マイクロフォーサーズのG9PROより理論上は2段分ピンが浅くなる計算になる。

LUMIX S5 / Super Telephoto System

とは言っても天狗様相手にここまで近距離はありえないので、ことさら気にすることもないけどね。

LUMIX S5の場合、言うまでもなくセンサーは35mmフルサイズなので、あえて逆説的に言えばマイクロフォーサーズより望遠野郎が期待する焦点距離が不足することになる。

いくら高感度耐性が上がっても、それまで必要する有効レンジで焦点距離が不足するのは正直厳しい。まあそれ故に35mm版を使うという選択肢は長らく諦めていたのが実情。

ところがつらつらとS5の仕様を眺めていて、「4K60PだとAPS-Cサイズにクロップされる」というのを見つけてしまったのが今回の導入の発端である。

業界の映像クリエイターならこの仕様に「クロップされるのは残念だ」と教科書通りの反応となるのだが、猛禽望遠野郎にはこのクロップファクターが逆に作用する、つまりマイクロフォーサーズなど小さいセンサーを使うメリットと同義となることにすぐ気が付くはずだ。

LUMIXのGシリーズ(マイクロフォーサーズ)にはEXテレコンという飛び道具があって、4K記録時に焦点距離が更に1.4倍になる..対35mm版で2倍である上にだ..が、S5の4K60P記録時のAPS-Cクロップはまさにそれと同じ理屈..実際S5には動画時のEXテレコンがない..で、焦点距離で言えば対35mm版で換算1.5倍ということになる。

S5の画素数は35mmフルサイズで2400万画素あるので、その点でオーバーサンプリング時のダウンスケールの効果とデュアルネイティブISOによってISO12800ぐらいまでなら非常にクリーンな映像が出力される。実際、海外の様々なサンプル映像を見比べても、ソニーα7SIIIと遜色ない印象だ。

ちなみに40万もするα7SIIIは画素数が1200万画素しかなく、APS-Cに近いスーパー35mmすらカバーできない..原理的にアスペクト比の関係で最低でも2200万画素必要になる..ので、こういったギミックは望むべくもないため、猛禽望遠野郎の選択肢からは自動的に外れることになる。

LUMIX S5 / Super Telephoto System

庭の餌台にくるヤマガラをAPS-C 4K60Pの動画から静止画で切り出す。この時の焦点距離は約2000mm相当で、距離は5m少々といったところ。

至近距離ということもあるが、動画からこのクオリティの静止画が切り出せるのはスゴイ時代になったもんだと感慨深い。

実はこのS5導入が実現したのはマスターレンズ側の仕掛けを変えたことが大きい。従来のやり方だとリレーレンズの関係でどうしてもマイクロフォーサーズに縛られることになっていたが、変更後の仕掛けではその制約から解き放たれたのである。

今回、APS-Cモードで4K60P撮影できることでLUMIX S5となったが、その条件すら無視すれば35mmフルサイズのα7SIIIやEOS R5も選択肢に入ってくるので、結果的にこのポイントが最大のメリットになるかな。

もちろん猛禽望遠野郎としては、今後もマイクロフォーサーズでの動画が主流であることに変わりはないけどね。

とは言え正直なところ、例のオリンパスの身売り話でマイクロフォーサーズの今後が流動的になっているというのは少なからずあるのは否定しないw

先日、薄暗い林内でミソサザイを認識してその性能に感心していたE-M1Xの鳥認識AF。

今度は2m前後の至近距離でヤマガラに遭遇したので、ここぞとばかりに鳥認識チャレンジしたところ、これまたバッチリ捕捉し続けてちゃんと目にピンが来ていてビックリ。

ヤマガラを追いかけてカメラはかなり上下左右に振り回しており、至近距離..最短撮影距離内でアウトフォーカスも度々w..なので当然何度もフレーミングを外す状態であったが、画面内に捉えた瞬間にインテリジェントAF枠が現れるというのは、スゴイを通り越して見ていて面白い。

昔、某C社のEOSにAIサーボAFなる到底AIを使っているとは思えないインチキ臭いAFがあった..今でもあるのか?..が、オリンパスのインテリジェントAFのAI認識はそれとは隔世の感ありで、意外に使えるどころか結構使える性能である。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14 / ノートリミング

ところで件のヤマガラだが、至近距離での鳥認識AFを試すには良い被写体だが、普通に撮ろうとすると逆に異常に近すぎることになる。

この状況を意識してなかったので単焦点のED300PROだったが、分かっていればED100-400ISかパナライカ100-400のほうが良かったなとなる。もっと言えばED40-150PROでも十分だ。

何しろ近すぎるのでこちらから距離を取ろうと離れると、向こうから積極的に目の前までやって来る始末。最後は手を伸ばしたら掌に乗るまで人馴れしていたので、誰かが餌付けしていたのだろう。

ただ、周囲を見回してもその痕跡..例えばヒマワリならその殻とか..が見つからなかったので、ここしばらくは餌をもらってはいなそうであった。それでも人を見ると近づいてくるのは、ヤマガラが持つ人懐っこさによるものだろうね。

花鶏来る

2020/1/5

今日は北寄りの風で終日雪模様。昨晩から降っていたので20cmほどの積雪となった。

地面が隠れると途端にヒマワリレストランは賑やかさを増すが、今日は今シーズン初めてアトリが数羽様子を見にやって来ていて、これでレギュラー陣勢揃いとなった。

アトリはこれから春に向けて数が増えていくだろう。

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO / ヤマガラ

OLYMPUS OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20 / シジュウカラ

こたつから餌台を狙うが、朝から酔っ払っているwのでテレコン付きは歩留まり悪し。そもそも1200mmでは近過ぎるし。

シメが餌台を専有しているときはカラ類は手前で一旦止まるので、そのタイミングを狙って撮る。でも枝が混んでいてなかなか思うようにはいかないけどね。

庭木の手入れ

2019/4/14

寒さも一段落する頃合いと見て、そろそろ農夫が畑を始めるというので、庭木の手入れと並行して散らばっていた雑木の残渣の除去作業に従事。

小枝を打ち払い、長い枝は短く切り揃えて、薪のごとく庭の隅に積んでおくと、近所の人が勝手に持っていって、ハウス内の薪ストーブで焚付に使うのである。

残渣の処分になる上に、イチゴなどハウスの作物が分けてもらえるので、さながらわらしべ長者的な状態となる。良くも悪くも持ちつ持たれつで、いかにも田舎の農村と言ったところだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

いわゆる農村なので、以前は隣地との境界に桑の木などが植わっていたようで、今でもその名残は見られる。電線に掛かるまで育つようだとどのみち東電に伐られるので、手に追えるうちに数本は自分で伐っておいた。

さっそくそこにヤマガラがやって来て、何やらニーニーと騒いでいった。シジュウカラと違って家の周囲で営巣しているわけではないが、こうして時々庭先にやって来るのである。

2枚目は植えてからこの15年、一度も花を付けたことのないリンゴの木。主幹はダメっぽいので毎年伐ろうかどうしようか悩むのだが、完全に枯れているわけではないので、結局今年もそのまま放置プレイである。

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寒の戻り

2019/3/17

今朝はよもやの氷点下に思わず身震い。年によって桜の咲く頃に雪が降ったり、GW明けに遅霜が降りたりというのはあるが、氷点下5℃を下回るのもさすがにこれが最後だろう。

冬の最後のあがき、いや春の寒の戻りといったところか。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

上からシジュウカラ、ヤマガラ、アトリ、シジュウカラ。

ヒマワリレストランも食材が底を尽きかけているので、そろそろ店仕舞の算段だ。今の感じだと月末まで持つか微妙な感じ。今年はロシアからの客人が予想以上に多かったので、まあそれもやむ無し、また来冬お越しあれだ。

午後、やけに暖かいなと思っていたら、夕方になって何と雨が降ってきた。

今日は節分、明日は立春とは言え、あくまで暦の上の話だしね。今年も昨年のように春が早いのかねぇ..

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

庭木の枝の隙間からそっとお客さんたちを狙う。

皆、それなりに隠れているつもりらしいが、立ったり座ったりしてポジション変えて、800mm相当手持ちで撮影。

昨秋辺りから、我が家の上空がカラスのねぐら帰還コースになっていると何回か記事にしているが、日中も午後になると暇を持て余すのか、家の周辺でたむろっている個体がいる。

餌台はカケスより大きな鳥は手が出せない..嘴をはさめない?..ように対策しているが、鳥たちが集まっているのが気になるのか、庭先を行ったり来たりして暇つぶしをされるので、その度にカラ類たちが騒ぐので、こちらも気になって仕方がない。

昨年はハイタカの襲撃があったので、カラ類が騒ぐともしかしてという気がしてこちらも窓辺を行ったり来たり。カラスたちの暇つぶしは迷惑千万なのである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

すぐ上をカラスが飛ぶのが気になるヤマガラ。

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X-H1の評価にAF性能の向上が挙げられる。関連してネットではAFスピードが早くなったというのがあるが、個人的にはそこを感じることはない。そもそもフジも公式でアナウンスしている通り、AFの測距スピードはX-T2と変わらない。

ただ、体感的に早くなったというのは確かにある。正確には早くなったのではなく、迷いが減ったという点だろう。そして恐らくそれが最もAFの良し悪しに繋がるのである。

目に見えてAFが迷う状況ということは、測距開始から合焦まで実測でも時間がかかっているということである。

EOSの頃からそうだが、AF測距点は個人的にはほぼ中央の一択である(ただし開けた空間を除いて)。そうなると、被写体を常に中央に捉えておけばよいという理屈になるのだが、XF100-400のような大柄なレンズを付けたX-T2でピンポイントで中央1点に合わせ続けるのは、特にAF測距点を狭くしている関係もあってなかなか難易度は高い。

そしてその理由は単純な話で、フロントヘビーの状態で取っ掛かりの少ない小さなボディを安定して保持するのは、結構至難の業なのである。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR

確固たる目的を持って木々の中を移動してくるヤマガラは、先日のエナガ同様に右に左にと常に動き回っていて、ファインダーで捕捉し続けるのは難しい被写体だ。

ピントを合わせたい場所は当然目(もしくは顔)になるが、そこに中央1点の小さな測距点を合わせ続けるのに、フラフラとカメラを構えていては撮れるものも撮れない。

今回X-H1では大型のしっかり握れるグリップの装備と、剛性感のある頑強なボディとなったが、こういったシーンではその恩恵は計り知れない。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR

メインとなる被写体とレンズの間に障害物..ここでは小枝だが意外にこれが侮れない..を挟んだ際、ちょっとでもAFを引っ掛けると見事に手前にピンが来るものだ。不意に手前に横切る物体を検知しても、AFが我慢する設定というのがX-T2にもあるが、問題はそこからのリカバリーの速さである。

AFが早く戻ればそれだけシャッターチャンスが増えるわけで、その点でX-H1はX-T2より明らかに復帰が早い。恐らくこういった地味だが堅実な性能向上が、AFスピードが早くなったという印象与えるのだろう。

FUJIFILM X-H1 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR

小枝の隙間からほんの少しだけフレーミングをずらし、ヤマガラが飛び立つ直前にシャッターを切る。こういった繊細な動きは、やはりガッチリとボディを掴むことで成立するのだ。

ただ、他所のメーカーでは当たり前のようなことが、フジのカメラではようやくX-H1からできるようになったという見方もある。それは従来のフジのマーケットでは重要視されてこなかったからに他ならないが、X-H1の登場でいよいよフジもターゲットを外へ広げようとしているということだ。

デザイン性を優先するならX-ProやX-T系がある。X-H1には是非スパルタンな撮影領域を極めて行って欲しい。

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