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ひこうき雲

2014/1/9

FDR-AX100は1280×720ながら、120Pのハイスピードが記録できるらしい。これから4Kという時代に1Kか?という話ではあるが、現状ではまだ使い道のない4K映像..それどころか当分はHDDの肥やしもいいところだ..よりも、ハイスピードや編集時の自在クロップなど、その余裕から生まれる恩恵に進行形で預かるのが知恵というものだ。

CESではパナの4Kカメラも発表された。意外にも業務用の前に民生機レベルで出してくるらしい。それも春前には発売との報もあって、ソニーとコンシューマでも対抗となりうるか気になるところだ。ただ、スペックなど詳細が伏せられていて、写真も見る限りモックアップはまんまGH3で、4Kってシールが貼ってあるだけでいかにも疑わしいシロモノだ(笑)。おそらく実際の製品は違う形のものだと想像する。

20140109

冬の寒い日はひこうき雲がよく目に付く。県北でも特に利根は旅客機の飛行ルートになっており、空を見上げるのが癖になっている身としては、嫌が応でも目に入る。週末には今冬最大の寒波が降りてくるらしいから、また空に幾筋もの白線が引かれることだろう。

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ラスベガスで開催中のCESで、噂のあったソニーの民生用4Kハンディカムの発表があった。ハンディカムの名前の通り、FDR-AX100はすでに発売されているFDR-AX1よりも一回り以上小型で、4Kテレビの購入者、または購入を検討中の客層への訴求を狙ったものだろう。

ざっと情報をさらってみると、4KとはいってもDCI 4Kの4096×2160ではなく、放送規格であるUHDTVを見越しての3840×2160で、センサーサイズはAX1が1/2.3型800万画素であるのに対し、AX100は1.0型1420万画素だという。記録メディアは不明だが、4K30P(または24p)をXAVC Sで記録でき、フルHDへのダウンコンや、同MP4を同時記録もできるらしい。気になったのは4Kから指定範囲を2Kに切り出せる点だ。カメラ単体で実現できるとすれば、画質劣化のない2倍テレコンのようで面白い機能かもしれない。

しかし、業務用途で考えた場合、単純にカメラが小さければ良いというものでもなく、使い勝手など含めて評価されるべきだが、価格が2000ドル前後と聞けば、AX1に飛びついたユーザーの心中は穏やかではあるまい(笑)。

さて、メーカーがいくら4K、ヨンケーと騒いだとて、現状ではコンテンツが揃っていない上に、肝心の放送に関してはほとんど目処が立っていない状況にある。このままでは2020年の東京五輪を待たずして、3Dテレビと同じ憂き目に合うのは必定なのだ。試聴するコンテンツがない、それなら顧客自身に撮ってもらえば良い。可愛い我が子の運動会やお遊戯会など、従来のHD映像の置き換えを考えているのであろう。肝心の撮影後の保管方法などまだまだクリアすべき課題は多いが、4K元年を見据えたソニーの意地も垣間見える。


20140108

近所の畑に残されたノウサギの新旧足跡。以前にトラップカメラを仕掛けた際にはめったに写ることはなかったのだが、雪が降るとこうしてその存在を知ることができる。

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ブログのリニューアル時に当初少ないコンテンツを補う目的だったのが、1年が過ぎて記事数も増え、その役割の必要性もなくなったので、本日をもって終了。作品は フォレスト をご利用いただくことでご覧いただけます。

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20140107

赤城高原のこの冬一番の冷え込みは今朝であった。日の出前に氷点下12℃まで下がって、犬の水バケツは完全氷結である。昨日のような風もなく、雲ひとつ無い放射冷却によって、上越国境の山々が見事なモルゲンロートに映えた。1月に入り厳冬のシーズンを迎えるが、それは凛とした美しい季節でもある。

20140107b

そして北部フィールドも雲ひとつ無く晴れ上がり、絶好のワシ日和に。風がなく上着も必要ないほど陽射しがあったが、風がないということは天狗様の行動にも影響が出そうなもので、午前中は例のごとくクマタカ相手に暇つぶし。が、昼頃より突然の天狗フィーバーに沸いて、久しぶりに昼飯のカップラーメンが倍返し状態であった。

雄がゆっくり先行し、やや遅れて雌が後追い。突然雄がジグザグに反転と降下を繰り返しつつ獲物を牽制、緩斜面の疎林に突っ込むと見せて急上昇すると、すかさず雌がフォローに入って同様の動きを繰り返す。ペアで連携してハンティング行動を行うのは、猛禽類の中でも天狗様独特のものだ。ペアのどちらかが入れ替わってすぐにはなかなか難しい動きだが、シーズンを幾つか過ごせば息もぴったりである。

厳冬期と聞けば生きものにとって厳しい世界を想像するが、捕食者として食物連鎖の頂点に立つ天狗様が狩りを行うということは、その姿は見えずとも、狙われ食われる側の餌動物たちも必死に生きている証となる。厳冬に息づく生きものたちの気配を感じたいものだ。

久々降雪

2014/1/6

20140106

今朝は各地でこの冬一番の冷え込みとのことだったが、赤城高原では氷点下8℃とさほどでもなかった。ただ、日中でもほとんど気温が上がらず、そういう意味では確かに寒かったかもしれない。午後には上越国境付近より雪雲が押し寄せ、久しぶりの降雪となった。

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伐採地巡り

2014/1/5

冬季の県北は積雪があるため、伐採作業は遅くても年末がギリである。そんな新たに刈られた狩場として有望な伐採地をカシミールに記録しておき、冬季に作業が入らなくなってから定期的に張り込みを行っている。大抵はクマタカやノスリに当たることが多いのだが、天狗様の領地内であればその飛来の可能性は無きにしもあらず、だ。

20140105

とあるペアの外郭ギリギリの尾根。標高の高いところはカラマツばかりで芸がないが、それでもバッサリ刈ってもらうとしばらくは楽しめる。尾根筋に残ったミズナラにクマ棚が見られるので、春先から初夏が頃合いだろうか。

カテゴリ:猛禽

仕事始め

2014/1/4

20140104

三ヶ日で正月休みは終了。表稼業はクライアント次第だが、裏稼業は本日より仕事始めだ。ただ、北部フィールドはまだ降雪続きで視界が良くないので、空模様が変わるギリギリまで引いて遠望してきた。ちょうど2ペアの境界に当たる集落に立っていたので、上手くすれば同時にと意気込んだが、残念ながら二兎を得ずであった。午後には雪雲が押し出してきて、視界も完全に塞がれたため、今年のワシ初めは明日以降に持ち越しである。

カテゴリ:季節感

初詣

2014/1/2

20140102

初詣は例年通り迦葉山にて大天狗様にお参り。北部山域は冬型の影響で荒模様のため、実物のワシ初めはもう少し先になりそうだ。

カテゴリ:季節感

謹賀新年

2014/1/1

20140101

砂伴霖を駆ける縞馬の如く、

荒ぶる時代を駆け抜けて行きましょう。

今年もよろしくお願いします。

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