カテゴリ : 季節感

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天気がぱっとせずしばらくジメジメした日が続いていたせいか、こころなしか庭の雑草群に勢いがない。

例年ならこれでもかと言うぐらい庭中に繁茂して刈払機の操作にも難儀するのだが、今夏は草刈りの間隔を空けて1回ぐらいサボれそうな感じである。

例年ならという枕詞を無視するように前線が蛇行して、昨日辺りより梅雨がごとき天候から再び真夏が戻ってきそうではあるが、立秋も過ぎてここ赤城高原はではお盆が明ければ秋風が吹き出す頃合いである。

もちろんそれも「例年なら」という前提ではあるが..

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

庭のブナも必要十分に雨水を蓄えているようで、根回りの腐葉土は常にぶかぶかしており、乾燥しがちな我が家の庭にあって比較的湿潤である。

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台湾の周辺で中国が軍事演習をしてその一環で弾道ミサイルを発射、それが日本のEEZに落下して危険なので中止を申し入れたというニュースを見た。

ちょっと待て。落下?違うだろうその表現。宇宙に向けて打ち上げるロケットなら落下と言えるが、軍事演習で発射したミサイルは着弾点が目的地である以上、「落下」ではなく「狙って打ち込まれた」が正しいぞ。

中国を刺激したくないから言い回しがオブラートに包むようになったのだろうが、今の日本が言えるのはその程度である。

で、毎度のことながらそれを受けて日本も反撃能力を!と自称右寄りな先生方が勇ましいことを言い出しているのはテンプレだが、反撃したところで倍返しされるのがオチなので、いつもの言うだけ番長だな。

昨今話題の統一教会の問題から少しでも国民の目をそらしたいところだろうが、そもそもミサイルが打ち込まれた理由が日本側にあるわけでもなく、打ってきたのがいつもの北朝鮮でなく中国だけに、刺激したくないのが本音だろうな。

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

今夏は本当に雨に泣かされる。

佳境に入っている個人開発の合間を縫って天狗様の育雛後期の経過観察に行きたいのだが、少ないすき間時間のやりくりをしても肝心の天候に恵まれない。

仕事場に籠もってデスクワークしている分には涼しくて良いんだけどね..

カテゴリ:季節感, 独り言|タグ:,

この日は予報では日中は雨は振りそうになく、下から見ている限り稜線部もクリアだったので、山上定点に軽量装備で登ったところ、尾根の向こう側は雲海だった件..

よくあることと言えばよくあることではあるが、なにせその雲海の谷筋が観察方向なんでこれはさすがにちょっとねぇってことで、早めの昼飯だけ食って下山という惨敗山行。

それに大汗かいて登ったのは良いが、稜線部で飯食っている相手にすっかり冷えてしまってまあ寒のなんの。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

今の時期の山の上は避暑トンボたちがいっぱいだ。定点の周りの枝先はアキアカネだらけで、三脚に載せたフィールドスコープにも数匹が我先にと留まる。

それにちょっとでも空バックで写真を撮ろうものなら、センサーゴミかというくらい写り込むw

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梅雨に逆戻り

2022/7/20

梅雨前線は一旦は日本列島を離れ、各地で梅雨明け宣言まで出されたはずなのに、まさかまた前線が復活したかのような雨模様に逆戻り。

一度宣言を出しているのでこれは梅雨前線とは呼ばれないようだが、どう見ても前線が再び降りてきたようにしか見えない。

先月の時点では今年の暑い夏は長いのかやれやれと思っていたが、逆にこのまま短い夏で終わる可能性も出てきたな。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

梅雨は本来雨滴る季節なわけだが、戻ってきた前線はさらに勢いの強いこと。先週など久しぶりにおらが村にも大雨洪水警報が出た。

まあうちの近所はどんなに降っても大水とは無縁だが、村内でも河岸段丘の下のほうは気が気じゃないだろう。

カテゴリ:季節感

午前中に家の南側の谷筋からサンコウチョウの鳴き声が聞こえてきた。

近年、谷の上流域の杉林で繁殖しているのは判っていたが、以前から当たりをつけている林分からはそこそこ離れているし、何より家の中にいながらツキヒーホシホイホイホイを聞けるとは思わなんだ。

そしてさらに驚いたのはエゾゼミが鳴き始めたこと。例年だと7月後半の梅雨明けしてからなので、梅雨が開けた途端という意味では例年通りではあるが、それでも6月に鳴き出すのは非常に珍しい。

それにその前にまずはヒグラシが先なんだけど、カナカナはまだ音無し。でもこっちもそろそろカナ..

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

路傍ではホタルブクロが見頃。今年はアヤメをあまり見かけなかったが、草刈りし過ぎるのも問題だな。

梅雨だからと言ってしまえばそれまでだが、それにしても今年の梅雨は寒い。

下界に降りる際でも未だにシャツは長袖だし、仕事場の電気ストーブも未だに朝は足元で煌々と光っている。何より夜はMacBook ProとiPadを持ってコタツで仕事w

天気図を眺める限りちょうど北関東付近が冷たい空気の縁に当たるようで、それが雨を降らるなど天候不順の原因のようである。

それでもすぐ夏至を迎えるので本来なら降り注ぐ太陽光は最盛期のはずだが、地面が温められない限り気温が上がることもない。

何にせよ週間予報では来週もまだこのグズグズ天気は続く感じで、梅雨の晴れ間は期待できそうにないな。

iPhone 13 mini

時期的に晴れたら晴れたで暴力的な日差しに熱中症まっしぐらだが、それでも奥山に吹く風は残雪の涼しさを運んでくる、ような気がしている。

ま、気のせいだな..

カテゴリ:季節感

緑濃く

2022/5/29

里山周辺では新緑と呼べるタイミングはとうに過ぎて、麓の木々の緑も濃くなってきた。

早朝、農業用水に雪解け水を供給する小さな谷の奥から、サンコウチョウに紛れるようにようにアカショウビンの鳴き声が聞こえてきて、雪国ではそろそろ梅雨の足音が近づいていると感じる。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

この時はフイルムシミュレーションでVelviaを選んだが、緑の発色はPROVIAのほうが適していると感じる。これはフィルム時代にも感じていたことだ。

カテゴリ:季節感

田植えの季節

2022/5/27

我が件の平野部の田んぼは二毛作なので、今はまだ大麦の季節。刈り入れ前なら金色の稲穂が風で揺れている頃。田植えは早くても来月中旬以降となる。

だが同じ県内でも冬季に積雪がある県北では田起こしも終わり、早いところではすでに田植えも終わっている。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Classic Nega.

田んぼを渡る乾いた風が、こころなしか嬉しそうなシュレーゲルアオガエルの声を運んでくる。

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新緑の渓流

2022/5/26

ミョーキンミョーキンとエゾハルゼミの鳴き声が響く奥山の渓流沿い。それに負けじとミソサザイとカジカガエルも恋の歌を奏でる。

高い梢ではオオルリが文字に置き換えるのは難しい美しく長い調子の歌を歌い上げ、初夏の渓流を盛り上げてくれる。

今シーズン初めて入る林道の途中に倒木があって仕方なくそこで車を降り、観察機材を背負ってさらに奥へと足を進める。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

折しも気温が上がって暑くなり、しばしの休憩中に流れに掛かる古い橋から見下ろして、新緑の水の流れをライブNDで手持ちスロー撮影。

どんなに高価な35mmフルサイズのフラッグシップ機を持ってしても、こんな芸当ができるのはm4/3のOM-1しか存在しない。

カテゴリ:写真・カメラ, 季節感|タグ:

ブナが展葉したばかりの県北と違って、県南の新緑は日に日にその緑に深みが増している。ヤマツツジやムシカリはそろそろ終盤で、山肌ではヤマフジが初夏を謳歌している。

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

この日は朝から気温が高かったせいか、いち早くエゾハルゼミの初鳴きを聞く。