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OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

南には佐久平と八ヶ岳連峰。

千曲川の河岸段丘を挟むように標高700〜900m前後の高原地形が広がり、冬季の積雪量もさほど多くはない点で、我が赤城高原とよく似ている。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

南東方向には関東平野が望め、晴れていれば遠く筑波山も見えている。右側の岩峰群は妙義山。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

北側の眼下には四阿山同様に嬬恋村のパッチワークが広がっている。四阿山と違うのは、山麓に鬼押出しと呼ばれる溶岩台地を挟んでいることだ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

北東側、子持山(中央)の向こう側には赤城山と我が赤城高原も見えている。写真左奥は日光白根山、男体山、皇海山などの日光連山である。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

そして上信国境ではお馴染みのアルプスも。写真は北アの穂高山〜槍ヶ岳だ。

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トーミの頭からJバンドまでは外輪山歩きなので、常に浅間の本体を横目に見て歩くことになる。

樹林帯で視界が遮られることもあるが、概ね同じような眺めが続くので、必然的に前景に何か入り込むようなフレーミングをすることになる。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

冬が進むと積雪も増えて山体が真っ白になるが、まだ今ぐらいの時期だと雨水で削られた筋状の地形が浮かび上がって面白い。

この縞模様は東側より北〜西側のほうがより顕著で、さながら砂糖をまぶしたチョコレートケーキのようだ。

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先日の降雪の後、上信国境の主峰である浅間山の外輪山を歩いてきた。

本来は前掛山が目的であったが、うっかりヘルメットを忘れてしまったので、トーミの頭経由で黒斑山〜Jバンドの2400mの外輪山の尾根歩きとなった次第。

今は噴火警戒レベル1で差し迫った危険があるわけではないが、日本屈指の現役活火山であることは間違いないので、無理は禁物である。

標高2568mは群馬県内では二番目の高峰で、最高峰の日光白根山とは10mしか違わない。双方とも火山活動によって山体が形成されているので、噴火の状況でいくらでも立場が入れ替わることになろう。

外輪山自体は3万年くらい前の噴火で中央が吹き飛んでできたものらしく、当時は3000m級の富士山型の山容だったと言われている。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO / 浅間山と火口原

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 黒斑山〜蛇骨岳

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / トーミの頭

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

浅間山は赤城高原の我が家からも子持山越しに見えていて、黒斑山辺りだとギリギリ見えるか見えないかぐらいの正反対となる感じ。

また、関東平野の西の端に鎮座する姿を子供の頃から眺めて育ってきたので、高崎に住んでいた頃から馴染み深い山であるが、群馬側からはこの角度は真裏になるため、新鮮な感じがする。

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先日登った四阿山は素晴らしく眺めが良く、さすが百名山って感じ。

遠目に見る分にはなだらかな稜線なのだが、麓の嬬恋村がすでに標高1400mあるのでベース標高が高いのである。

その2354mのピークからは日本アルプスから富士山まで一望できるのは圧巻だ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

すぐ目の前にはドーンと浅間山。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

遥か南には空木岳など中央アルプス。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

木曽の御嶽山は北アルプスに含む説と含まない説あり。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

西を向けば北アルプス。左側が奥穂・北穂など穂高山で、大キレットを挟んだ右のとんがりピークがお馴染みの槍ヶ岳。小槍も見えている。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

さらに右へ視線を移せば後ろ立山と呼ばれる同じ北アルプスの鹿島槍ヶ岳、その奥には立山と剱岳も望める。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

そして南アルプスと言いたいところだが、撮ったような気がしていたがどうも撮り忘れた模様。代わりに再び登場の富士山で。

おらが村と並んで県内有数の高原野菜の産地と言えば嬬恋村だ。

標高で倍近く高い..あちらは1400m前後ある..ので高原と言ってもレベルが違うが、嬬恋ではほぼキャベツ一択の生産だ。

そのキャベツ故か、コンニャクと葉物野菜全般を手掛けている我が村との決定的な違いは、耕作地内にほとんどハウスの類や、マルチのような農業資材が使われてない点である。

なので遠目で見る畑のパッチワークが、写真的には良い感じで絵になるのである。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

写真は上信越トレイルの西の端に位置する日本百名山の四阿山(標高2354m)から見た浅間高原の眺め。

四阿山(あずまやさん)なんて言われなければまず読めないし、Google日本語入力では変換されないぞ。

ちなみに世間一般には四阿山で定着しているが、吾妻川の源流が鳥居峠の東側にあることもあってか、足元の嬬恋村では吾妻山とも呼ばれている。

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富士近し

2021/11/1

このところ北部県境周辺をうろついていたので、先週は天気の良い日を選んで県南の山域へ出張った。

赤城高原から県南部は距離的にはちょっと行ってくる感はかなり無くなるが、高速道が使えるのでそこは助かる。

それにこれから県北は雪でほとんどの林道が立ち入れなくなるので、そういう意味で冬季も出入りしやすい..まあそれなりに凍結はあるけど..のが県南部のフィールドである。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

県北の紅葉の見頃は過ぎているが、県南の標高の低い山域はまだこれからである。

それに富士山がいかにも近いって感じがするのも県南。富士は県北の標高の高い地域からも見えているが、やはり物理的な距離感の違いは大きい。

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昨日の午後、裏庭で雄の成鳥を今シーズン初認。概ね例年並みの渡来である。

実は声だけなら先週末に県南の山中で聞いているのだが、季節観測では同じ場所で記録することに意味があるので、昨日が地元での初認ということになる。

そして今朝も早朝から裏庭で存在を誇示しているので、移動の途中ではなく定着個体ということになる。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

今朝は同じく今シーズン初の上越国境のモルゲンロートも見られた。赤城高原自体はそれほど冷え込んでいなかったけどね。

積雪もまだこの程度なので、今週中に一旦は解けそうである。

もくもく雲上

2021/10/25

先週末の時点で県境部の稜線は積雪が積みましたようで、冬山装備を持たずに登って撤退してきた的な日曜登山家の話しが流れてきてる。

この後さらに冷え込めば根雪になりかねない状況だが、11月は例年より気温高めという話なので、まあ今程度なら一旦は解けてしまうだろうな。

それでも先日の雲上の奥利根山行はギリギリ間に合った感が強い。やはり日頃から天気図を読む訓練というのも大事だと痛感しているところだ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S./ 上越国境を超えるガス

OM-D E-M1 MarkIII / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S./ 清水峠のはるか向こうに富士山

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 魚沼地方は雲海の下

基本的に山屋ではないので山行は苦行でしかなく、そこに行くまでなかなか大変労力を強いられるのは間違いないが、観て確認したいことがある以上は致し方ないという割り切り。

でもその割り切りだけで山に登れるほど若くないのも事実なので、足場の悪いところから転げ落ちないように気をつけたいものだw

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浅間も初冠雪

2021/10/21

昨日は信越国境の浅間山も初冠雪だったようだ。

昨日の時点では赤城高原からは雲の中で見えてなかったが、今朝確認できた。群馬と長野で観測日が異なるが、概ね平年より10日早い観測である。

谷川と比べると浅間はそれほど雪が多く積もる山ではないが、関東平野北部の住人にとって何かと季節の便りの指標となる山で、高崎に住んでいた頃は白浅間で冬の到来を感じたものである。

FUJIFILM X-T4 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / PROVIA

とは言ってもおらが村で浅間が見えるのはうちの地区辺りまで。

基本的に利根沼田地域では子持山の陰になってしまうので、浅間山はまったくと言っていいほど話題にもならないけどね。

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上越国境は今日もまだ続く寒波の影響ですでに初冠雪となっているが、先週既のところで駆け込み山行をねじ込んで、今シーズン最後ので県境探索を敢行してきた。

百名山でもある巻機山は奥利根エリアの北西に位置し、標高こそ2000mに若干届かないものの、ブナ帯を抜けるとすぐに森林限界に達し、ササ草地少なくハイマツ帯もほとんど見られないことから、その気候の厳しさを感じさせる。

独立峰が如く魚沼側..というかそもそも山頂一帯は新潟県だけど..には何も遮るものがないので、厳冬期に日本海から吹き付ける雪風がそのまま奥利根エリアに入ってくることになり、それが当該エリアの積雪量の多さとなる。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 大水上山へ続く尾根

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 谷川連峰

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 割引山

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO / 奥利根エリア

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 巻機山

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO/ 上州武尊山と赤城山を望む

Google Pixel 5 / ハロウィンっぽい有名な池塘

iPhone SE / 牛ヶ岳へと続く天空の稜線歩き

巻機山は山頂と思われる位置に一応標識が立っているが、牛ヶ岳と割引山、それにニセ巻機山を含めた周辺一帯の山塊をそう呼んでいるようである。

谷川連峰から奥利根最深部まで続く上越国境の峰々をすべて見通せる視野の広さは、いつ来ても素晴らしい眺望である。

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