昨晩は宵の口にはすでにみぞれっぽい降りではあったが、
今朝は4月としては10年ぶりに春の雪となった。
そして当然のごとく寒い。吐く息も白く手もかじかんで、
再び上着を羽織ることになった。
咲いたばかりのダンコウバイもどこか迷惑そうだ。
そんな季節の逆回しのような赤城高原だが、
例年に遅れること半月でようやくウグイスが鳴いた。
あとはこれでツバメがやって来れば、
春の使者としては申し分ないところだ。
どこにでもいると言えばいるセグロセキレイ。よく河原の石の上で尾羽を振っている様子から、「石叩き」なんて呼ばれたりもする。
町中でも山の中でも普通に見かけるので、鳥屋の注目度は低いものの、一応は日本固有種である。台湾や朝鮮半島など極東全般で見かける話も聞くが、欧米あたりのバーダーには喜ばれたりするので、まあところ変わればと言うところだろう。
その昔、高校生の頃、近所の河原でカワセミを待っている間、手持ち無沙汰を紛らわすのによく撮影していたこともあってか、個人的には少々思い入れもあったりするから不思議なものだ。こちらがまだ写真を始めたばかりで、留まっている鳥さえ写すのがおぼつかない時期に、友人が飛翔写真を撮ったのを印象深く覚えている。
そして今日も例のアレを待っている間、目の前の電線に留まってよく鳴いていたので、何となく被写体になってもらった。時は移ろっても、やっぱりこいつは適当なヒマつぶし相手なんだなと、独り合点が言った次第(笑)。
60pの動画から切り出したジョウビタキ♂。従来のインターレス画像とは一線を画す映りに、良い時代になったもんだと感慨深い。
pはプログレッシブのPであり、対義はインターレスのiである。静止状態の画を映し出すのに、インターレスが2フィールドで1コマ(フレーム)合成して表示するのに対し、プログレッシブは最初から写真と同じ1コマであるため、静止画という意味ではパラパラ漫画の原理と同じで再現性では有利である。テレビやPCでは30pが標準であるが、単純に情報量が倍になる60pなら尚更だ。
静止画を切り出すために動画を撮るわけではないが、記録という点では写真よりも動画のほうが色々な意味で情報量が多いのは自明の理。動画から必要な情報を取り出す、つまり静止画を切り出すという使い方は、報道や研究の分野ではすでに当たり前の使い方である。
そしてそれは映像業界の今後のトレンド「Digital Still and Motion Camera」の世界。昨年末に登場したC社のCINEMA EOS-1D Cは、まさに現在最強のDSMCである。
連日の降雪で餌台が賑わっている。
一時はだいぶ溶けて、所々地べたが露出していたのだが、昨日の降雪で再び白く覆われてしまった。
鳥たちは実に判りやすい動きをしていて、地べたが見え始めると朝しかやって来ないのだが、積雪が増すと途端に終日千客万来となり、餌台のパンくずとヒマワリはあっと言う間に無くなる。
今よく姿を見せるのはシジュウカラとヤマガラ、それにカワラヒワ。朝夕限定だが時々ベニマシコに、もう我が家で飼っていると言っても過言ではないスズメ一家とヒヨドリ。ツグミも常連だが、ツグみんは餌台に用は無く、どちらかと言えば勝手に歩き回っている感じ。
定期的に巡回してくるエナガに混じって、コゲラも姿を見せる。さらに先週、餌台にすき焼きの残りの牛脂を置いたところ、時々見かけるだけだったアカゲラが頻繁にやって来るようになった。アカゲラは直接は餌台に近寄らず、周囲の木々をつつきながら近づいてくる。特にお気に入りはタラノキで、よく見ると幹はすっかり穴だらけであった。
ライカのアポ・エルマリート180mmを装着したWi-Fi対応デジカメを、あらかじめ予想してデッキに設置し、スマホで置きピンリモート撮影。一応、これで隠れたつもりらしい(笑)。