火に注がなくても油は燃える
2021/8/11
五輪で盛り上がるさなか、都内の電車内でサイコパス野郎による刃傷事件が起きた。
そのクズが電車内に油をまいて火をつけようとして未遂に終わったらしいが、その油がサラダ油だったことで、それじゃ火なんかつくわけないというのがSNSで出回っていたのでちょっと違和感。
確かにガソリンと違って常温でサラダ油が燃え盛ることはないので、犯人に対しそんなことも知らんバカみたいな論調があってまあ間違ってないのだが、サラダ油とて常温より温度が高くなれば火がつくし、何より服などに染み込ませればふつうに燃えるぞ。
この辺り灯油も似たような性質なので、あまり間違った認識が広まるのはちょっとヤバいかもね。
LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.
五輪貴族のぼったくり男爵が銀ブラをして、不要不急の外出は避けろと国民にお願いしている現状でそれは問題ではないかと問われたマルカワとかいう担当大臣が、事もあろうに「不要不急は本人が判断すること」と放言したというから呆れる。
それなら国民全員例外なく「自分で不要不急と判断」すれば何も行動制限は生まれない理屈が通ることになり、誰も緊急事態宣言もまん防も守らない状況を是認したと判断されても文句は言えまい。
火に油を注ぐという慣用句があるが、自らネットで炎上を狙ったかのような、まさに空気が読めないバカが大臣をやっているというこの国のヤバさよ。