関東平野の夕景は心象風景
2020/11/14
人それぞれ心に残る幼き頃の心象風景というのがあると思うが、個人的には秋から冬にかけて関東平野で眺める夕景がまさにそれ。
秋の日はつるべ落としそのままに暗くなるまで外で遊んでいた小学校時代、部活で遅くなって家路を急ぐように歩いて帰った中学時代、カメラ片手に天狗様やカワセミを探して夕方までチャリでうろついていた高校時代等々。
それら傍らで記憶から蘇るのが、オレンジ色に染まった西の空と、そこに浮かび上がる浅間山から妙義山、荒船山など西上州に連なる山々とその背後の八ヶ岳連峰である。
特に国内最大の広さである関東平野の、その広大な空が夕焼けに染まって作り出すグラデーションの美しさは、大気の澄む寒い季節ならではだろう。
暗くなるから家路につくという、ある意味生きものとして当然の帰巣本能的なものではあるが、人は歳を取るとどこかそういった風景に懐かしさを覚えるようになるようだ。
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
いかにも感傷的な投稿っぽいが、JINSでメガネを新調してそれを受け取りに高崎のイオンモールに立ち寄った際に屋上Pに車を駐めたので、たまたま夕焼けの良いタイミングに当たったという話。
下界でこの時間帯だと大抵は車で走行中..まさに出先から家に戻るため..であるか、平野部なのでそもそも高い位置に身を置くことがなく、良い感じの夕景をカメラに収めるのは結構難しいのである。ま、それ故にたまたまということになるのだけれども。
とは言え、メガネの仕上がりが遠近両用のジジィ仕様なんで仕上がりに時間がかかっている..JINSは通常は当日に受け取れる..はというのはここだけの話w、やっぱり歳取ったんで感傷的になっている可能性も否定できないなw