予備費ほど怪しいものはない
2次補正予算が成立したため早々に国会を閉じようとしているアレ政権。次から次へと噴出してくる疑惑の数々の追及を恐れ、得意の「真摯な説明」もせずに敵前逃亡を図ろうという魂胆はミエミエである。
そしてその2次補正予算で特に問題視されるべきは、使途を定めない10兆円もの巨額な予備費の存在だ。
我々の世代には昔懐かしい元ヤンキーアイドル議員..沖縄の小娘じゃないほうねw..が、何を勘違したかその予備費を政争の具に使うなとか言って物議を醸していたが、国会で予算を審議するのはお前ら国会議員の仕事だろう。一体何にはばかろうというのだ。
一般会計から支出されるそんな予備費だが、東日本大震災の復興予算名目でまったく関係のない西日本の道路や橋が作れられていたのはよく知られている。あの時は1兆円だったと記憶しているが、今回はその10倍もの巨額な数字だぞ。そんな危うい10兆円もの金を白紙委任のフリーハンドで認めろってどういうこと?
そもそもすでに予備費とは別に新コロナ対策に乗じた火事場泥棒のような予算が各省で計上されている有り様なので、今回もまさにそんな感じで適当に金を使い込もうって腹づもりなのか?またぞろ国民の血税をどこぞお友達関連にばら撒くつもりなのか?
電◯とかパ◯ナとか、お友達のハイエナ企業に800億円近い不要不急の中抜きを認めているようなアレ政権に、お前らの失策で苦しんでいる国民の血税を空手形として認められるわけなかろう。
とにかくだ。国会を延長するなり通年国会にするなりして、ちゃんと10兆円の使い道を決めろよ。選挙目当ての持ち逃げは許されないぞ。
昨日一昨日と天気予報では雨が強く降るような話だったが、赤城高原は晴れ間のほうが長く続き、ちょっとしたお湿り程度の降雨量だった。
エゾハルゼミの声はまだ断続的な感じだが、ムシムシしてくると昼も夜もなくホトトギスが賑やかだ。