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ススキの花

2018/10/3

例年、赤城高原では早ければ8月にはススキが伸びてくるのだが、今年は早くに夏の草刈りが行われ、路傍がきれいに刈られてしまって、季節の歩みとは別にススキの出るタイミングが遅れている。

ススキと言えば中秋の名月で団子と一緒に飾るのが一般的で、その穂が伸びた状態がよく知られているところだが、当然のようにススキにも花が咲き、受粉して種子ができるのである。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

ただ、花と言っても我々が想像するようなものとは異なり、いわゆる花弁はない。茎から直にぶら下がっている黄色いのが雄しべで、3つずつ出るのが特徴。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

花粉を飛ばして役目を終えつつある雄しべと入れ替わりに、赤い雌しべが目立つようになる。ススキはイネ科の風媒花だが、雄しべと雌しべの出てくるタイミングがずれているのは、自家受粉をしないようにするためだろう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

高層湿原に育つワタスゲ然り、普段我々がイメージするススキとは白く輝く穂の状態だが、その少し前に観察できれば、ちゃんと花が咲いているのを見ることができる。

カテゴリ:花・植物|タグ:
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