一ヶ月ぶりの雪国の田んぼ。水が捌けて稲もかなり成長し、ほぼ泥炭質の湿原と化していた。
カエルに代わって周囲の林では降るようにニイニイゼミが鳴いていて、湿度の高いグズグズした天候なれど、夏の日本海側らしい雰囲気だ。
畔を歩くとアマガエルの幼生が飛び出してくる。そんなカエルの子を狙って、ダイサギが一心不乱に食事をしていた。