新治のたくみの里では、9つの地蔵様を順にたどる野仏めぐりができるが、その8番目の一之宮地蔵尊には、樹齢200年ほどのヒガンザクラが植わっている。半世紀近い樹齢の相俣の桜ほどではないので、枝ぶりはこちらのほうが元気が良い。
ただ、巨木であることには変わりはないので、枝の一部に支えが付いている。以前は何とも無粋な支柱が農道をまたいで立っていたが、今は角度によっては目立たないよう配慮されている。
一之宮地蔵尊は安産など子育ての神様が祀られているとのことだ。