portfolio

欄干ザル

2015/5/9

20150509

雨の中、橋詰に突っ立っていたら突然すぐ脇の欄干にサルが現れちょっとビックリ。目の前1.5mほどで、振り向きざまにこちらをジッと見つめてきたので、経験的に目を合わせるのはまずいと思い、目をそらす代わりにカメラのファインダーを覗いて視線を外した。しばらく何か呻くように声を発していたので、もしかして攻撃してくるかなと思いつつ、傘を畳んで右手に持ち替えたが、何事も無く踵を返して橋を渡っていった。

20150509b

こっちの個体は逆に目を合わせようとはせず、どうしようかと思案中の雰囲気だ。先の連れ合い?がすでに橋を渡ってしまったので、落ち着かない様子だったが、結局こちらが欄干から少し離れたら、そそくさと欄干を伝って小走りに走り去った。

普段フィールドにしているエリアなら、以前にサルの調査をしていた時の名残..特にその村では猟師がサル追いをしているので..からか、私またはジムニーを見ただけで蜘蛛の子を散らすように逃げていくので、この距離まで接近を許すことまず無い。久しぶりに野生の個体を間近で見たが、特に攻撃的な気配も感じられず、人馴れしているのかいないのか、よく判らない個体群である。

カテゴリ:ほ乳類|タグ: