サシバの探餌
2023/6/18
サシバは奥山にも生息していると以前書いたが、関東周辺だとその多くが集落近くの谷戸地形に集中している。
営巣はスギやヒノキの人工林で、餌場はそこに隣接する雑木林の林縁や谷戸の中の田んぼであることが多く、畦の脇に立っている電柱や家屋に止まって探餌している姿が見られる。
LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 4K120P静止画切り出し
電柱の上から田んぼの周辺で餌探し。
LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 4K120P静止画切り出し
谷戸内の構造物に立っているアンテナで餌探し。
FUJIFILM X-H2S / XF150-600mmF5.6-8 R LM OIS WR / PROVIA
上の写真は幹線道路脇の標識に止まって探餌しているところ。恐らくは道を横切る生きものや、途中で車に轢かれた轢死体を狙っていると思われる。
そこまで交通量は多くはなかったが、自身も交通事故に巻き込まれる可能性も高いので、眺めていてヒヤヒヤものであった。
この辺りの習性はカンムリワシによく似ていて、西表島では実際にカンムリワシが交通事故に遭うケースが少なからず報告されている。