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仕事場の窓辺で何者かの衝突音がしたので、モニター越しに外に目をやると、チャコールグレーの鳥が裏の庭木に留まるのが目に入った。

この季節は窓辺の木々が葉を落とすため、午後遅くになるとガラス面が反射する関係上、時々鳥がぶつかることがある。いわゆるバードストライクってやつだ。

大抵はヒヨドリかスズメだが、この時はハト大ほどと割と大きめの種類で、衝突音もゴトっというやや重い感じのものだった。

庭木に止まった個体は双眼鏡を覗くまでもなくすぐにハイタカの雌の成鳥とわかったが、どうもカラスに追われて逃げていたらしく、2羽のハシボソがモビングを仕掛けているところであった。

庭の餌台に集まる小鳥を狙って時々ハイタカがやって来るので、この時はただの通り掛かりだったかもわからないが、慌てていたのは確かであろう。

衝突も角度的に斜めだったせいか感じた音ほどは大したことはなかったようで、カラスの攻撃の間隙を縫ってすぐに飛び立ち、カラスを連れ立って隣家の影に消えた。

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / PROVIA

餌台と言えば、この冬はシメが多い。例年2羽ぐらいなのだが、今年は5羽程度やって来ているようだ。

餌台には常に2羽なのでしばらく気がつかなかったが、裏庭に3羽待機して入れ替わり立ち替わりしているのを知っているw

その分アトリをほとんど見ない。暮れと正月に数羽が来ていたが、その後はぱったり見かけない。

今年は全体的に冬鳥が少ないと言う話もちらほら耳にするが、これから春に向けて増えてくるのかどうか気になるところ。

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