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標高の高い奥山の木々はすっかり葉を落とし、森の中にいても空が見通せるようになった。

ダケカンバの梢をマヒワの小群が忙しくなく鳴き交わしながら飛び、林道ではジョウビタキが道案内をしてくれる。

ミズナラの林に足を踏み入れると真新しいシカの糞が落ちていて、どこかでこちらをひっそりと観ているのかもしれない。

こんな風もほとんど吹かないインディアンサマーの森歩きは、実に楽しく快適である。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 8-25mm F4.0 PRO

しばらく頂きが白かった上信越国境の山々も、ここ数日の暖かさで雪もすっかり解けてしまった。

寒ければそれはそれで文句は言うが、冬装備の準備はすでに万端なので、これでいつ寒気が入っても大丈夫である。

カテゴリ:季節感