クマタカと角鷹
高崎からの帰路、想定していた時間よりかなり早く打ち合わせが終わったので、少し遠回りして戻ることにした。
特に某所ではわざわざ幹線道路から外れて山際を山ひだに沿ってのんびり走りつつ、何年か前の秋に天狗様の若鳥を見掛けた谷筋では特にゆっくり走る。
二度あることは三度ない世界なのでw、二匹の目ドジョウ狙いが当たることもそうそう都合よくないのだが、悲しい性というかこういう行動は習慣のようなものである。
件の谷ではないが、やや標高が上がって谷側を見下ろし気味になる辺りで、正面から不意にクマタカが低空で現れた。
ちょうど車がカーブに差し掛かって運転席側がクマタカに向いたので、道脇の空き地に車を寄せて停車、助手席の床..シートの上だと急ブレーキで転がって落とすことがあるので床のバッグの上が定位置..に転がしておいた、ほぼ通年積みっぱなしのX-T2とXF100-400を窓から乗り出して振り上げ、数回旋回中のところを何枚か撮影。
車から降りた時は尾根筋で旋回し始めてすぐに見え隠れとなり、結局戻っては来なかった。鳴きながら慌てて飛び出してきた感じだったので、何かを排斥する行動だったと思われる。
道脇か隣接する杉林の上にでも留まっていたようだが、この道は日中はそこそこの往来がある通りなので、こんなところで何してたのか気になるところだ。
クマタカと言えば、先日急遽呼ばれた某社の忘年会に..泊まりだったが近所の温泉だったので朝帰りで..参加したおり、誰かが差し入れてくれたその名も「角鷹」という銘柄のウイスキーを痛飲したばかり。
角鷹はクマタカの和名表記..熊鷹とも書く..で、冠羽を角のように立てることからこの漢字が当てられているが、まさにその名前を冠した商品ということになる。
芋焼酎もこよなく愛すが、ウイスキー好きの拙者には答えられない逸品。が、一体どこがどう角鷹なのかは酔っ払っていてまったく覚えていないw まあ翌日二日酔いにもならなかったので、旨い酒だったということだろうか。
後で調べてみると、製造元は山梨の南アルプスワインアンドビバレッジ社らしいが、今探すと「蜂角鷹(たぶんハチクマと読む?)」しかヒットしないので、すでに原酒が終わってしまっているのかも知れない。