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体に似合わず

2018/5/22

林道からそれ、額に汗しながら渓流沿いに車では入れない支線を伝い歩き、途中木陰で休んでいると、林縁との境付近をミソサザイが出たり入ったりしているのが見えた。

春まだ浅い時期から沢沿いでよくそのさえずりを耳にするが、標高の高いところではまだまだ春進行中なので、ミソサザイの繁殖活動もこれからという感じである。

忙しそうに苔の類を運んでいたかと思うと、思い出したようにソングポストで歌を歌う。小さな体に似合わず声量豊かに朗々とした歌声は、不意に近くで聞くとまさに「けたたましい」という風情のさえずりであるが、春の森には欠かせないBGMであろう。

FUJIFILM X-T2 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR / PROVIA

手ブレ補正の付いてないXF16-55を常時X-H1に装着しているため、望遠ズーム系のレンズは自動的にX-T2の担当になる。

が、X-T2はX-H1に対して小型軽量を優先とし、バッテリーグリップの類は付けてないため、大柄なXF100-400を装着するとバランスが取れずに保持しづらくて仕方ない。ましてや縦位置に構えると手がつりそうであるw

本来なら同レンズにはX-H1だが、XF16-55を考えるとボディ2台持ちの時は前述のようになってしまう。X-T2は携行性..出っ張りが少ないのでバックパック内で収まりが良い..の点で予備機として必要なので、ここはやはりX-H1がもう1台あると便利だね。