立秋
2016/8/7
8月の声聞けば、それはすぐ立秋の到来ということ。
が、秋の一字があるとは言えそれは暦の上でのことであり、この暑さの中よもや今日から秋などという能天気な輩もいないだろう。
エアコンなどという文明の利器は我が家にはなく、まだしばらくは厳しい暑さが身に堪えるが、まあそれもお盆過ぎくらいまでの話なので、我慢我慢。
エアコンといえば、下界に降りてクライアントと打ち合わせともなれば涼しい会議室でホッとすると言いたいところだが、すっかりエアコンのない生活に慣れてしまったため、長時間エアコンの風にあたっていると肩がこって仕方がない。
さながら世のOLのようだが、人生とうに余命半分を過ぎた身、近年はとみに五十肩が酷くてかなわんのよ。とうことで、毎朝のストレッチは欠かせない今日この頃である。
新月から4日経っているので、厳密には三日月ではない上弦の月が妖艶に輝く。
暑さ厳しい下界に比べ、気も早く秋の虫たちの声響く高原の夜は涼しい。