ストレージ事情
うちは仕事柄WinとMacが混在する運用環境なので、HDDのフォーマットはexFATで統一している、と言いたいところだが、Macを再導入したのはここ3年程度の話なので、それ以前からあるHDDのうちいくつかはまだNTFSのままだ。
NTFSのままではMacから読めるが書けない状況なので、何かと不都合も多く、HDDを入れ替えるタイミングで少しづつexFATへと移行している段階だ。先日の記事でも書いたが、何せ膨大な容量となるので、なかなか全面移行とはいかないのである。
ビデオ編集をメインとするWin7の64Bit機には、USB3.0で常時Droboをつないで10TBほどを運用している。もう1台のWin7機とiMac(Mid 2012)、それにMPB(Late 2011)にはNAS2台の他、裸族の集合住宅5Bay2台に映像ライブラリ用のHDD(20TB少々)を取っ替え引っ替えして運用する方式をとっている。同じUSB3.0でも、Byond RAIDを採用するDroboよりも裸族のほうがデータコピーが早いのだが、それはあくまでUSB3.0の話で、USB2.0のMBPでは死ぬほど遅くて使う気にならない。
ただ、うちのMBPにも一応Thunderboltが装備されている。今までは単なる外部ディスプレイ用にしか使ってなかったのだが、先日のHDDトラブルのどさくさに乗じ、BelkinのThunderbolt Express Dockを導入、ここにGigabit Ethernet、FireWire800(これも6TBほどある)、外部モニター(ThunderboltとUSB3.0→DVIコンバータでマルチモニター仕様だ)、それに裸族をつないで、デスクトップPC並みの環境も用意した。実際はiMacがあるので稼働率は低い(MBPはモバイル用だしね)のだが、業務上のバックアップとしては必然の準備である。
ちなみに、裸族の集合住宅5BayをうちのMBPにつなぐとUSB2.0で遅いと先に書いたが、実はこれをBelkinのDockにUSB3.0でつなぐ(MBPとはThunderboltで)と、理論値よりも遅くはなるが、それでもUSB2.0の5倍程度の速度が出るので十分実用的なのである。実際にDockを手に入れるまでは一抹の不安があったが、これで稼働中の全PCで高速データ転送が可能となった。
栗は今年も豊作。近所の栗もほとんど人が食べることはないので、少しはクマの餌になるか。まああまり目立つところに出てきてもらっても困るけどね。