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コーワがフィールドスコープ..同社ではプロミナーと呼ぶ..を上位モデルから順次光学系をフローライトに切り替えており、放置されてきた66口径もリニューアルするとのこと。

その昔、旧664で双眼スコープを自作して使っていたこともあって、このクラスは少し気になる。

TSN-88/99と同じ評判の良いズームアイピースTE-11WZIIが使えるというのはポイント高く、上手く工作すれば25〜60倍の可変の双眼スコープが作れるな、などと次のシーズンに向けて脳内試行錯誤の真っ最中。

天狗様専用遠距離索的装備(旧)

写真はGH3の頃なので10年ぐらい前の装備。双眼スコープの問題はいかに光軸を合わせられるかという点にあって、各分野の達人たちがそれぞれ試行錯誤しているが、小生の場合は担いで運んで現場で組み立てることになるので、光軸調整がその場で自由にできるように工夫して使っていた。

尚、リグというか自作の架台も含めるとフル装備パターンで9kg以上あったので、雲台・三脚ともに足回りも重くなって、今となっては重くて運用が大変。それでもちょっとした定点なら担いで登っていたのでやはり若かったというべきかw

余談だが、コーワの新型のうち今回のTSN-66と最上位の99は新設計だが、88は現行の884の筐体を新デザインに合わせただけで光学系はまったく一緒である。それだけ884の性能が高いことの裏返しでもあるが。

774に関してはすでにラインナップから外れており、恐らく今回の66がそれの代替ということになると思われる。

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コーワからPROMINARブランドでm4/3マウントの単焦点レンズが発表された。

コーワはこのブログをご覧の一部の人にはプロミナーなる望遠鏡でお馴染みの国産メーカーだが、事業の大きな柱は医薬品である。コルゲンコーワとかキャベジンコーワ、ウナコーワなどが有名で、私らより古い世代ならゆるキャラのはしりと言ってもいいケロヨンなるカエルのキャラクターが懐かしい話であろう。

そんなコーワ(正式には興和)も、戦後すぐに光学機器メーカーとして出発している(戦前は繊維関係だったと記憶している)ので、実は医薬品よりもカメラやレンズなど光学機器メーカーとしても歴史が古いのだが、近年はカメラ事業からは撤退してしまっているので、文字通りの光学機器としては望遠鏡や双眼鏡のみの扱いである。

そんなコーワが何を思ったのか突然ミラーレスカメラ用の交換レンズ、それもm4/3マウントの広角系の単焦点レンズを売るというのだから少々驚きである。焦点距離は8.5mm F2.8、12mm F1.8、25mm F1.8で、35mmフルサイズ換算でそれぞれ17mm、24mm、50mmと実にマニアックなラインナップだ。もちろんMFである。

何れもプロミナーでお馴染みのXDガラス(特殊低分散ガラス)を用いてディストーションを低く抑えてあると謳っており、性能的には期待できそうな感じである。うちにはm4/3用の広角レンズがない(EOSで間に合っているので)ので、8.5mmと12mmに興味を惹かれるが、20cmまで寄れる8.5mmはなかなか面白そうだ。

動画の仕事で広角というのはあまり使い道はない(歪んでしまうので)のだが、ネイチャー系だと話は違って、中間リングを組み合わせてさらに寄って遊ぶには良いかもしれない。

20140904

お盆以降、すっかり朝晩は涼しくなった赤城高原である。朝の散歩は長袖、夜は毛布をかけないと寝られない状態だ。今のところ秋の気配はススキとコスモスぐらいだが、虫の音が少しずつ晩夏から秋へといざなう今日この頃である。