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寒すぎでしょ

2021/4/26

今朝は日の出前の時点で氷点下1℃まで下がり、GWを前に信じられない寒さに見舞われている。

朝から猛烈な強風が吹いていることもあって体感気温はさらに低く感じられ、この時期にいくらなんでもこりゃ寒すぎだ。

真冬並みの防寒装備に身を包む家人も、朝は畑のレタスが凍っていたと嘆いていた。

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / Classic Nega.

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

こんな気候ではまだ半纏とストーブは手放せないな。

カテゴリ:季節感

サクラメジロ

2021/4/25

世の中的には梅にウグイスならぬメジロが取り合わせとしては有名だが、うちの近所にはお大臣様の家の庭木ぐらいしか梅がないので、この季節にメジロがやって来るのは桜である。

ソメイヨシノの周辺ではよく群れでピーピーと鳴きながら蜜を吸っているのを見かけるが、この日は花も終盤となったヤマザクラにやって来ていた。

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR + XF1.4X / PROVIA

甘党のメジロは蜜吸で知られるが、よく観察していると、花に集まってくる小さな虫も食べている様子。

それが目的なのかついでなのか知る由もないが、花にくちばしを突っ込んでいるからといって必ずしも蜜を吸っているとは限らないということだ。

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例年に比べてちょっと遅い感じだが、今年もクロツグミがやって来た。

常々次の日本三鳴鳥に推したいと思っているその美しい囀りは、部屋の中にいても聞こえるほどの声量と合わせていつも渡来を心待ちにしている。

演習林では路上で争う2羽の雄個体と遭遇したり、割と近くで複数が鳴き競っていたので、今朝方皆で到着したばかりと思われる。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / Velvia + カラークロームブルー

ヤマザクラのピンクが遠目に強く映えるのは、そもそもの花弁の色合いもあるが、ソメイヨシノと違って同時に若葉が展葉するため。

透過光を通せばさらにそれが強調される。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

ここら辺りでもぼちぼち芽吹きが始まり、気の早い樹種によっては新緑となりつつある。

よく手入れされた近所の庭木の桜やスモモも終盤戦に入り、徐々に萌黄色の世界と入れ替わりだろう。

園芸種のソメイヨシノは同じ場所同じ時期に植えられたものはほぼ同時に花を咲かせる。これは意図的にそのように設計されているので、公園などでは一斉に満開を迎える。

その点で山野に自生しているヤマザクラは環境によって木ごとに咲くタイミングが異なるので、ソメイヨシノに比べてその地域内における花期が長い。

日当たりの良い斜面では芽吹きに先駆けて花を付ける木もあれば、新緑の時期に入ってから花を付ける木もあったりして、4月中旬からGW明けぐらいまでは桜を楽しめる。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia / 苗場山

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / Velvia / 仙ノ倉山

上越国境の残雪とヤマザクラもこの時期ならでは。

標高400〜500m付近より下では新緑の季節を迎えつつあるが、1000mより上ともなると遠目には芽吹きもあるのか無いのかよくわからないまだ冬枯れの世界だ。

近くでウグイスが鳴き、谷底からはミソサザイが、梢でルリビタキがさえずっているので辛うじて春であることを思い出させる。

iPhone 11 Pro

残雪が消えて林道を車輌で辿れるようになったので、北部フィールドの奥山へも足を延ばせるようになった。

さらにこの観察ポイントまでは1時間半のいわゆる登山行程になるが、まだ冷たい春の風が心地よく感じられる良い運動である。でも正直大変疲れるのではあるが..

それにしてもまた足元が崩れて広がったようで、年々立ち位置が下がっているぞ。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

しかもすぐ背後の尾根上の森には昨夏のクマ棚が。数年前にこの森でクマと遭遇しているので、これはこれでさもありなん。

でもまさに前門の虎、後門の狼状態だなw

カテゴリ:ほ乳類, 季節感|タグ:

山桜咲く

2021/4/21

まだもう少し桜の季節は続く。ここ数日でヤマザクラが咲き始めた。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia
FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

桜で括るとどっちも同じカテゴリに入るが、ネイチャー系のカメラマンは大抵はわさわさ咲くソメイヨシノより、ひっそり咲くヤマザクラのほうが好きだという人が多い。

風景屋さんもそうだが、その手の人は電柱や鉄塔、家屋など人工物を嫌う人に多いが、人の生活感を排して日本の風景を切り取ること自体に無理があろうというもの。

アフリカやシベリアならいざ知らず、狭い日本列島津々浦々に人々の生活が入り込んでいるわけで、そこと上手く折り合いをつけないと日本の風景を表現するのは難しいだろうね。

ということで、人の手で植えられた公園のソメイヨシノも、人知れずひっそりと山野に咲くヤマザクラも、個人的にはどっちも好きである。

カテゴリ:花・植物|タグ:,

新緑の始まり

2021/4/20

長く雪に閉ざされてきた雪国の里山の春はすべてが一度に始まる。そしてそれはまさに待ちわびた春という感じ。

平野部の街場では桜の季節はとうに終わっているが、多雪地帯や標高の高い地域ではこれから新緑と一緒にヤマザクラが始まる時期であり、一年で最も彩り豊かな季節を迎える。

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.
OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

OM-D E-M1X / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

少し標高の低い里の桜はさすがに散り際だったが、山間ではソメイヨシノもヤマザクラも芽吹きも一緒に進行していく。

カテゴリ:季節感, 花・植物|タグ:

つくしの春

2021/4/19

うららかな春の陽射しに包まれ、童謡「春の小川」を口ずさみたくなるような心洗われる里山の風景。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

が、この翌日は一転して前線通過に伴う寒々しい春の嵐に見舞われる始末..

カテゴリ:季節感|タグ:

浅間春の冠雪

2021/4/18

仕事場の窓から見える浅間山が白くなっていた。

すでにほとんど残雪は無くなっていたが、週末の前線通過に伴い再び雪化粧を施したようだ。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

先週は隣県で今シーズン初のサシバを観ているが、近所にもそろそろクロツグミ辺りが到着しても良い頃合いだ。

今週からようやく春らしい気温に戻るということだから、気分を入れ換えたいところである。

カテゴリ:|タグ:

雪国の春

2021/4/17

寒の戻りで停滞気味の桜前線も少しずつ北上し、雪国の桜並木が満開を迎えていた。

海に近い地域なので海抜で50mにも満たないが、開花時期は標高700mの赤城高原とそれほど変わらないのは、やはり気候と地勢的な条件が異なるからだろうか。

OM-D E-M1 MarkIII / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

それでも引き上げた日の朝にはところどころで桜吹雪も見られたので、やはり花冷えの影響で花期が長引いたのかもね。

カテゴリ:花・植物|タグ: