画素の無駄遣いが真骨頂
2021/3/8
分かりきっていたことだが、1億画素ともなるとそのデータサイズは半端ではない。
X-T4(APS-C 約2600万画素)と同じようなシーンを撮ると、X-T4ではJPEG一枚あたり約10〜15MB前後なのに対し、GFX100Sでは約45〜60MBと巨大なファイルとなる。
当然RAWだと100MBを超えるケースもあるので、従来はSDカードを32〜64GBのタイプを必要に応じて入れ替えて使っていた..万一の破損に備えて単位あたり大きいのは避けていた..が、GFX100Sには初めて128GBのタイプを挿すことにした。
ちなみにSDカードは以前はSanDiskを好んで使っていたが、最近はProGradeのUHS-IIのタイプを使っている。
FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / PROVIA
Webで見る限り、画素数が多いからといって画質に特段の変化があるわけではないが、モニターで拡大表示してみて改めてその高精細さに驚く。
早朝なら赤城高原から直線距離で30km離れた天神尾根を歩く登山者まで見えそうなほどだ。
それに大判プリントを前提にすれば階調表現の豊かさなどさすがに比類なきものがあるが、先日も書いた通り1億画素の最大の恩恵はトリミングの自在さにある。
何しろ200mmで撮って400mm相当までトリミングしても、画素数はまだX-T4と同程度あるのだから。
そう、画素の無駄遣いがGFX100Sの使い方の真骨頂と言えるかもしれないね。