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20160111

ここは林道の支線から少し入った場所で、撮影を兼ねた観察に使っている伐採地にアプローチする作業道の入り口。

例年なら車を寄せる事もできないほど道脇に除雪の山があり、それを機材背負ってよっこらしょっと越えた後、雪にまみれながらスノーシューを装着し、すったもんだの挙句にようやく歩き出す、本来ならそんなシチュエーションになる。

が、暖冬少雪のお陰でそんな労力から解放され、実に快適に撮影ポイントまで歩いていける。それどころかジムニーなら車輌のまま進入可能なのである。実際は100mほど入ったところに倒木があるのでそんな上手い話にはなっていないのだが、防寒長靴のままで済むのは助かる。

春の水不足を憂う自分がいる反面、このまま雪がなければ天狗様の抱卵確認が楽になるなとほくそ笑むもう一人の自分がいるのが悩ましい。右肩に天使の自分、左肩には悪魔の自分が乗っている、漫画ならまさにそんな感じである(笑)。

カテゴリ:季節感