所属する研究会の大御所よりお声かけいただき、
隣県のワシのおヒナ様の様子を見に行ってきた。
それまでおとなしく伏せていた70日齢少々の三ツ星が、
風が吹くと思い出したように白斑を5月の陽光に輝かせる。
実はこの場所、その昔何度か訪れたことがあり、実に28年ぶりの再訪なのだ。
もちろん、ペアはとうに入れ替わっているとは思うが、
地図片手に初めて訪れた時も、確かこんな日射し眩しい季節だったと記憶している。
少しずつ全国の生息地から姿を消しつつある昨今、
四半世紀過ぎても、いやそれ以前はるか昔から、
連綿と子育てを続けているペアがいることの嬉しさよ。
山の神に感謝、天狗様に乾杯。