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突然頭上に「キャラ、キャラ」と声が響いてきたので双眼鏡で周囲を見回すと、結構な高度をヤマセミが通過していくのが視野に入ってきた。

ヤマセミは一般的には河川に沿ってその上空を飛ぶことがほとんどだが、この時立っていたのは原野の高台で、地図を見る限り少なくても1km四方に河川や湖沼の類はない。

案の定、近くに営巣しているハシブトガラスのペアがスクランブルして行ったが、ヤマセミは更に高度を上げて飛び去っていった。

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 結構トリミングしている

高校生の頃に碓氷川でカワセミ撮っていたら、明後日の方向からヤマセミが飛んできて驚いたことを思い出した。

その時もヤマセミは川に沿ってではなく別のエリアから移動してきたと思われ、その方向には烏川があるのだが、両河川域は2kmぐらいは離れているので、普通にそういう移動をする習性があるのだろう。

そういう意味でカワセミよりは移動距離は長く飛べそうではある。

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