タグ : トラクター

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と言ってもこれはヤンマーではない。割と最近のクボタのフラッグシップモデルであるGrandomで、115馬力の大型トラクターである。

お値段も一千万ぐらいするらしいが、うちの村のコンニャク農家は結構このクラスを乗り回している人が多い。そんなコンニャク掘りもそろそろ終盤だが、今日は雨降りだったのでどこもお休みであった。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR

寒々とした色のない景色だったので、アドバンストフィルターのパートカラー赤で撮影。

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緑の巨人

2018/10/7

小林旭が「燃える男の赤いトラクター〜♪」と歌ったのも今は昔、日本のトラクターで赤いカラーリングなのはご存知ヤンマー..件の小林旭のCMソングはこっち..と、長澤まさみをCMキャラクターに起用してイケイケのクボタだ。

だが、世界でもっとも有名なトラクターと言えば、米のジョン・ディア(John Deere)をおいて他にない。ジョン・ディアを擁するディア・アンド・カンパニー社(Deere&Company)は、世界最大であると同時に世界最古のトラクターメーカー..トラクター発祥の地は米だ..であり、そのブランドカラーから「緑の巨人」と呼ばれている。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

ジョン・ディアは輸入トラクターとしてはカナダのファーガソンと双璧で、どちらもレタスやキャベツの大規模経営の農家を中心に、我が赤城の大地を耕す姿をよく見かける。

ただ、輸入ものはやはり修理に手がかかる..部品の手配に時間が掛かる..ということで、近年ヤンマーやクボタの大型に乗り換えが進み、緑の車両も数が減って逆に赤い車両が増えてきているように思う。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

この車両は近所のHさん所有のもので、型が古く20年以上前ものらしい。最近の新型も所有しているが、Hさんはこの型に愛着があるらしく、あちこちくたびれてはいるが大事に乗っていきたいとのことだ。

最近のヤンマーなどは有名な工業デザイナーを登用してかなり攻めたデザインの車両を投入しているが、この古いジョン・ディアのいかにもトラクター然とした無骨なフォルムは個人的に好みである。そしてこの感覚は、近年撮影しているSLにもどことなく通づるものがあるのだ。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

赤城高原らしく、窓の向こうに鈴ヶ岳を入れてみた。

前方視界を確保するためにラウンドしたフロントガラスや、車体をコンパクトにするためか、キャビンのすぐ両脇にトラクターならではの大型リアタイヤがあるため、乗り降りはフロントの斜め前からという、当時としてはなかなか近未来感ある造作だ。

余談だが、決して似ているわけではないのだが、ボンネットに突き出した排気管、そして緑色の車体のトラクターで思い出すのは、きかんしゃトーマスに出てくるトレバーだw

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

跳ね馬ならフェラーリ、暴れ牛ならランボルギーニ、そして跳び鹿ならこのジョン・ディアだ。

ちなみにスポーツカー..我々の世代ではスーパーカーという呼称がしっくりくるが..で有名なランボルギーニも、元々は伊の農耕機メーカーで、実際に同社のトラクターに乗る豪気な農家もチラホラいる。

フェラーリに対抗して高級スポーツカーを世に送り出しているわけだが、エンブレムも馬に対抗して牛を選んでいる辺り、いかにも農耕機メーカーの雄であろうか。

ただ、ジョン・ディアはそういった話とは全く無縁だ。何しろジョン・ディアとは創業者の名前(John Deere)そのもので、鹿のDeerと自身のDeereを引っ掛けているのだからね。

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