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オシドリの鳴き声が響く山間の静かな湖沼に立っていると、下流方向からバシャバシャと水をたたく羽音がしたので振り返ると、カワウが飛び立とうとして水面を走ってくるのが見えた。

手にしていたのはE-M1XとED300PRO+TC-20だったが、テレコンを外している時間はないので、カスタムモードをあらかじめ登録してある動体追尾用(AFターゲットグループ&C-AF+TR)に切り替え、LVスーパーコンパネで手ブレ補正モードをS-IS2(縦ブレのみ補正する流し撮りモード)に変更して、そのまま1200mmで流し撮りを試みた。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-20

まだ日が昇りきっておらず尾根陰で暗かったので、F8では必然的にスローシャッターになるだろうという読みはあったが、S-IS2モードが十分機能しているのが分かる。

E-M1XとED300PRO+TC-20の組み合わせなら、1200mmという超望遠でこんなこともできちゃう、かもw

野生動物は環境破壊で生息地を追いやられ、徐々に絶滅に向かうというのが一般的なイメージであるが、減るどころか逆に数を増やしている種もいるという代表格がカワウだろう。

漁協がわざわざ河川に美味そうなアユなどを放流しているわけで、理由はどうあれそこに魚がいて、食っても食ってもどんどん補充されるのだから、カワウにしてみればこんなにありがたいことはない。

それはまさに人為的な餌付けに他ならなず、カワウは明らかに人の生産活動でその繁栄を謳歌しているのである。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

赤城高原から平野部に下る道すがらの某貯水池では、カワウのコロニーが子育ての喧騒で賑やかである。カワウは全国どこに行っても漁業被害の被疑者であるため、関係者からは嫌われ者の烙印を押されている。

増えすぎたシカ同様、それに伴う第一次産業への被害も放置しておけない状況にあるため、野生動物管理の名の下に適正な数になるよう駆除の対象となっているわけだが、増えた原因がそもそも人の生産活動にあるわけで、そのツケをまた人が払わされているというのが実情だろう。

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