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節電対策でエアコンの設定温度を下げろとか言っている傍から、その舌の根も乾かぬうちに熱中症対策で屋外にいてはならない!と警告してくるのは何とかならんか。

家の中にいれば必然的にエアコンを長時間使うことになるので節電にならん。とは言え熱中症にかかればポイント2000円..しかももらえるのは8月以降だとさw..などまったく割に合わない医療費が掛かるわけで、無能政府の方針が支離滅裂なことがもはや人為的災害と言っても良い。

言っちゃ悪いが東電管内なら東京都内のそれも都市部が積極的に節電すべきで、うちのように普段からエアコンなど使ってない田舎の節電対策など雀の涙にもならんぞ。

何より、どこぞの元アイドル崩れを選挙でトップ当選させるような選択をしているのはその都民なのだから、政府主導のこの人為的災害のツケはそっちで払ってくれって感じだ。

それでもWindows機や外付けハードディスクは使うときだけ電源入れる..さすがにNASまでは切れないが..とか、トリプルモニターの一つは電源を落とすとか、一応それらしいことはしている。

それとメイン機のMacBookはM1になって劇的に省電力になったので、時折ポタ電(ポータブル電源)をUPS替わり..厳密にはUPSではないが..に使っており、節電を目指したわけではないが結果的にそれが節電対策につながっている。

なので電力需給ひっ迫注意報とか出たら、日中はポタ電から給電し、世間的に電力需要の少ない明け方..拙者は朝が早いのよw..にポタ電へ充電するようにしている。

iPhone 13 mini

ということで、早くもネコが床に落ちている季節の到来となったw

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甘い果実

2022/6/24

政府の言う「燃料高騰はロシアのせい」はそれはその通りで大筋では間違ってないが、聞くだけで何もしない昼行灯が国のトップなんで半分くらいはそいつのせいでもあるな。

一時は下がりかけたガソリンの小売単価もまたぞろ上がり始めており、いつも給油している渋川の国道端のGSでもいよいよレギュラー170円代が視野に入ってきた。

さらに多くの原発を停止しているので必然的に化石燃料を燃やす火力発電に頼ることになり、老朽化した発電施設を修繕してだましだまし稼働させ始めているが、それでもいつまた計画停電するかしないかという状況に変わりはない。

そこで思いついたのがポイント給付。何でもかんでもポイントを付けると言えばしっぽを振って飛びつくと足元を見られている国民性につけ込んで、一ヶ月節電したら相当のポイントをくれるらしいが、それがどう計算しても数十円にもならないのだからお話にならない。

節電と選挙前の国民へのやってる感アピールの一挙両得とか何とか、取り巻きの経産官僚にでも入れ知恵されたいかにも聞くだけソーリらしいが、新たなポイント制度の創設はあらたなコスト増や中抜きを生むだけで一向に国民には恩恵がないぞ。

それにしてもマイナンバーカードも然り、ポイントなどと言えば我々が喜ぶなどと思われているようで何ともナメられたものだ。

カメクラ界隈ならヨドバシやビックに慣れきっているので、最低でも基準額の10%のポイントがないといかん。1ポイントとか2ポイントとかそんな程度はポイントとは呼ばんw

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

ポイントでもなんでも世の中そうそう甘い果実は転がってはいないが、農村の路傍ではヤマザクラの実が熟し始めており、こちらは野生の生きものたちには十分な甘い果実である。

食され何れ種子が糞となって周辺に拡散されるのは、植物にとってはポイント高いと言って良い。

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円安の影響で景気浮揚などますます遠のくビンボージャパンだが、原材料費の高騰でもろもろ物価が上がり、物によっては輸入品のほうが高いという逆転現象が置き始めている。

景気対策なんて自公政権が与党である限り期待できないのは今のこのザマを見ていれば分かることだが、さりとてまとまりのない野党が烏合の衆を作っても国の舵取りなど上手く行くとも思えないのもまた事実である。

目下喫緊の課題であるその景気対策だが、誰が考えても即効性のある策は出てこないわけで、それであれば野党が唯一同じ内容で掲げる消費税率の引き下げというのがもっとも現実的であろう。それなら消費活動に直結するので、すぐにでも効果が期待できる。

消費税分の減収どうするんだという意見があるが、この先の不景気が見通せるタイミングで防衛費をGDP比2%まで上げるなんて大風呂敷を広げられるのだから、消費税率の引き下げができないわけがない。それに使途不明となっているコロナ対策予備費はどこ行った?

聞くだけソーリ曰く、消費税率を下げると「中小企業がシステムの変更や値札の付け替えで大変になる」などと国会で苦し紛れの答弁をしていたが、まあ寝言は寝てから言えって感じ。

まず、システム屋に言わせれば消費税率なんて管理マスタの税率を変更するだけなので、コンピュータシステムに改変の必要などは一切ない。少なくても拙者のような田舎のエンジニアでさえ、過去30年以上関わってきたシステム開発でそんなやわな設計は見たことはないぞ。え?軽減税率?そんなの同じ値にすれば良いだけじゃんw

値札の付け替えについては確かに手間が発生するが、どのみち時限的な措置に過ぎないので、売り場やレジ前に「税率引き下げ分を値引きする」と一言書いておけば済む話だ。これが逆だと大いにモメるが、レジで支払う料金が下がって文句を言う客などいるわけがない。値札の付け替えなどヒマ見てゆっくりやれば良いのである。

それに「中小企業がシステムの変更や値札の付け替えで大変になる」というのであれば、税率上げる時にも同じ問題が生じるわけで、下がるときにだけこの理屈を持ち出すのは国民を愚弄する政治レトリックに過ぎないぞ。

その消費税に関して、現与党と大蔵官僚は下げるどころか税率アップを目指しているのは間違いなく、それどころか新コロナ対策で使った分..一律給付金や医療補填分、それにアベノマスク代wなど..を名目付けて別途徴収を目論んでいるのは間違いないので、何も変わらないからみたいな理由で無投票で済ますと、自分たちにその結果が重くのしかかってくることが覚悟する必要がある。

現在の政治の潮流ではとても二大政党制など期待すべくもないが、さりとて与党に票が集まって調子に乗られても良いことないのはこの30年間の結果が物語っているので、ねじれとは言わないまでも野党の数を増やして与党が緊張感を持つようになるのが望ましい。

FUJIFILM X-T4 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / PROVIA

夏至が過ぎてこれから日照時間は徐々に減っていくことになるが、庭のブルーベリーが色づく暑さが本格的になるのはまだもう少し先。

でも予報だと今週から暑さが増すという話で、晴れ間に山に出かける際は要注意だな。

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昨日から100g未満のトイドローンを除き、飛行させるドローンは事実上すべて事前登録が必要となる。

昨今の事故の多さ、犯罪に使われるケースなど見ていればこの日が来るのは必然だったと言えるだろうし、ユーザーサイドの自業自得で、個人的にもこうなることは予想していた。

もうドローン撮影の業務は請け負っていないので本件は放置しようかと思っていたが、個人的に飛ばす機会もあるだろうということで春先に一応登録を済ませてある。事前登録すると余計な金がかからないというのもあったしね。

以前から業務で飛ばす限り業者は然るべき手続きを取って行っている..うちもそこは徹底していた..ので、機体の事前登録が必須になったからと言って困ることはなく、むしろ今回のターゲットは個人の私的利用への規制ということになる。

実際、なんでこんなところ..国立公園内や民有の管理施設など..でドローン飛ばしてんの?って感じる例はいくつもあって、操縦者にカメラを向けた途端にコソコソと逃げ出す輩を何度も目撃している。

最悪なのは周辺に操縦者の姿はなく、明らかに見えないところから遠距離で操作してる..つまり手元のモニターだけ見て操縦している..のが見て取れる動きだ。そんなのが風の強い日に頭上を飛んでいた日にはもうヒヤヒヤもんでしかない。

ドローンは紛争地域ではそれ自体が爆発物を搭載した低コストな攻撃機なりうるため、現在進行系であるウクライナ・ロシア戦争では特にその有用性が高まっており、火力の強い軍事用ドローンは当然のこととして、相当数の民生ドローンが双方の攻撃に使われている。

規制されることで国内の技術的な停滞を危惧する声もあるが、すでにこの分野はDJIの一人勝ちで国内メーカーの太刀打ちできる分野ではなくなっていた。唯一ソニーが後発ながら参入しているがそれはあくまで産業用なので、今回の話とは趣旨が異なる。

何事もそれまで自由だった行為にお役所が規制を始めると反発する声は出てくるが、昨今のユーチューバー的な輩に多く見られる承認欲求がやたら強い構ってちゃん的なバカが増えてきて目に余るので、本件に関しては拙者は積極的賛成派である。

オレを観て観てウェ~イ!的な他人に迷惑振りまくアホは駆逐されるべし。

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

いつ見ても悪魔の実のようなホオノキの実。どことなくヤァーって感じがしないでもないw

この実が全体的に赤くなって熟すまでまだもう少し先の話。さらに言えば正確には写真のものは実ではなく袋果の集まりで、この中に小さい実が個別包装されているイメージ。秋になってここから赤い小さい実が落ちてくる。

実は薬用で利用されることがあるようだが、食用には適さない。

円安ジャパン、ビンボーまっしぐらだな。

30年間の景気低迷から依然として抜け出せず、アホノミクスだかなんだか知らんが所得倍増だの何だのぶち上げておいて、一時的に上がったのは株価だけで、新コロナに続いて円安となった途端にそれも水泡。

そもそも先進国でこの30年間所得が横ばいなのは、そのアホが美しい国wと宣うこのジャパンだけらしいではないか。何だねこのマヌケの国は。

為替レートなんてドルが強いので日本だけでどうこうできる問題ではないが、聞きはするが何もできない、聞いているだけで何もしない昼行灯みたいなのが国のトップなんで、どうにも明るい話がないなこのジャパンは。

国内自給率が高かった時代なら円安は優位な面もあったが、資源を輸入に頼っている上に軒並み生産拠点が海外に移ってしまった現在において、どうにもインバウンド目当てぐらいしかない。

ただそのインバウンドも文字通り流行病ともなれば立ち行かなくなるのはこの3年間が証明しているので、国内自給率を高めて内需拡大を図るという国家として基本的な方向性に戻るべきだろう。

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / CLASSIC CHROME

先だってAppleが新型Macを発表したが、このまま円安が進むともはや気軽にApple製品を買うのも憚られるね。秋に出るであろうiPhone14なんて、最上位モデルは下手すりゃ20万超えるんじゃねぇの。昨年のうちにMacBookをM1Proに更新しておいて良かったよ。今は同じ構成だと5万も高いぞ。

値上げと言えばOMDSもレンズの値上げを告知してたな。定価ベースとは言えZD12-100PROが税込みで20万、ZD300PROに至っては50万を超えてきた。

マイクロフォーサーズでさえ「高い」という印象を持ってしまうのは拙者がビンボーになったからなのか、それともやはりニッポン経済の凋落ぶりを現しているのか。

などなど、消費税を払ってサイフが軽くなったところに住民税の通知が届いて追い打ち爆死中。来月は予定納税、その次は事業税も待っているので、やはり拙者がビンボーなんだろうなw

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現在スマホといえばAppleのiOSを搭載するiPhoneか、GoogleのAndroid OSを搭載する同エコシステム群の2択になる。

そんなスマホアプリの開発ともなると、同じ目的のアプリであってもOSが異なるがゆえに当然のよう工数と呼ばれる手間はそれぞれで必要になる。

世界ではAndroid勢が圧倒的多数を占めるが、国内シェアで言えばそれぞれで半々なので、一般的にアプリは両方のOS版を用意することになるが、クライアントの予算次第でiOSだけになったり、Androidだけになったりすることもある。

ちょっと前まではどちらかと言うとiOSが優位だったので、iOS版だけ開発して終わりみたいなケースが結構あったが、近年は若干Androidが押して来ているのでそうも言っていられない状況にある。

そこで一度の開発で双方のプラットフォームに同時に対応するクロスプラットフォームという考え方が浸透し始めており、アプリ開発者の募集要件でもそれが技術的に可能であるかというのは割と重要な要素になっているようだ。

現在その筆頭がGoogleのFlutterということで、現在進行中の自前アプリ開発でも当初にFlutterを使うかどうかで議論になったことがあるが、そもそもiOS版とAndroid版で担当チームが別なので、いつも堂々巡りの果てにiOSはSwift、AndroidはKotlinで落ち着くのである。

iPhone 13 mini / タニウツギ

まあ一番の理由は、我々自身がもうロートルなオッサンプログラマーの集まりなので、中核となるDartがJavascript似で取っ付きやすさがあっても、フレームワーク自体が日進月歩なFlutterの更新スピードについていけそうにないというのが本音だったりするw

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地元ならでは

2022/5/20

GH6が来た当初は昔とった杵柄で面白がっていろいろ動画撮影をしていたが、結局の所GH5とG9PROの後釜ポジションに収まる安定路線に落ち着く。

久しぶりの頼まれ撮影案件も無事に終わって、掛けたコストの元もしっかり撮れたのでそれはそれで良いのだが、開発作業が忙しくなって動画撮影して遊んでいるヒマがないというのが目下の課題。

動画は撮っている時よりそれをまとめる編集作業が面白いのだが、写真のレタッチのように簡単には済まないので、その時間を持てないというのが大きい。

何よりこの時期は天狗様の繁殖確認もあるので、どっちかって言えばその時間のほうが大きいかな..

Google Pixel 5

この時は音声別撮りの3カメ体制で、長尺を回すのはいつも撮影を頼んでいるCINEMA EOSチームの役目で、拙者は主にカット撮りを担当。

ディレクションは制作会社の若い気鋭の担当だったので、こちらは指示通りにチャッチャと撮影するだけ。

久しぶりにこの手の仕事に関わったが、拙者のようなロートルに声が掛かったのは昔のコネもあるが、撮影よりも地元のコーディネーターという位置づけだから。

新コロナ禍でロケハンが十分できなかったらしく、地回りに詳しい人が必要でそいつがたまたまカメラマンだったという事情だなw

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人によっては10連休のところもあったようだが、その連休もようやく明けGWの喧騒も収まったので、今週から県内の天狗谷めぐりを再開しないとならない。

と思っているのだが、企業さんが活動し始めると当然のようにこちらにもそのツケという名の影響が回ってくるwので、先日の農家の話ではないが、週間天気予報とにらめっこっしつつのスケジュール調整との戦いである。

大体雨の日に予定が自由になったりするアルアルなんだよねぇ..

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

桃源郷のような高原農家の風景。Hさんちは年子で孫がいるので毎年鯉のぼりが上がっていて良い眺めだ。

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GWはGone week

2022/5/6

こちら勤め人ではないので、制約はあるものの基本的に平日に自由が効くことから、週末同様に世間が大きく動く連休中にどこかに出掛けることない。当然GWなどその最たるものだ。

これは別に新コロナ禍にあってそうしているわけではなく、昔から意図的にそういう行動パターンをしているということ。逆に言えばそれを狙ってフリーランスを選択しているというのが正解である。

とにかくGW中は県内どこも観光客と帰省客でごった返しているので、繁殖状況の確認で県内の天狗谷を見に行きたいタイミングなれど、山菜採りやら川遊びなど厄介な人出に閉口するのである。

ここ2年は前述の新コロナで静かなものであったが、今年は一気に元に戻ったようだ。世の中経済的には喜ばしいことだが、素直に喜べないのは元来のひねくれ者の性ということになろうか。

ということでGWはせっせと家周りの用事とデスクワークに勤しむのがレギュラー行為。ああ早く終わんねぇかなGW..

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

初夏の花であるツツジが咲きだすそのちょっと前、春の桜の最終ランナーが八重桜だ。

本種は野生種ではない鑑賞用だが、新緑に映えるこの花が咲くと当地ではGWの頃って感じなのである。

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アウトドア作家の野田知佑氏が逝去されたとのこと。享年84歳。

日清チキンラーメンのCMに当時の愛犬ガク..いやはや隊のメンバーである作家の椎名誠氏の長男から取った名前..と一緒に出演していたのを記憶している人もいるだろう。

同氏を初めて知ったのはBE-PALの連載だったと記憶しており、驚いたことに紀行エッセイ「のんびり行こうぜ」は以来38年間も連載が続いていたようだ。

何度か敢行したアラスカ遠征に「北極海へ」「ゆらゆらとユーコン」「ユーコン漂流」など氏の著書を多数持ち込んで、荒天でテントに閉じ込められた際などに読み耽っていた覚えがある。

あてどなく荒野に吹く風のような飄々とした文体は、肩ひじ張らずにカジュアルに読み耽ることができ、読む人を氏が焚き火を囲む川辺へと誘うような、不思議な感覚を体験できよう。

カヌーイストという聞きなれないポジションを耳にしたのも野田氏の関係であり、カヌーを漕いで川を流れ下りつつ旅をするという遊びを知ったのは当時のアウトドア少年..と言っても高校生だったけど..にとっては何とも新鮮であった。

今どきの若い人は、川や田んぼで遊ぶことがどこかアウトドアのアクティビティのように考えているだろうが、我々の世代は近所の川で泳いだり..そのせいで碓氷川も烏川も遊泳禁止になったけどw..、バケツを持って行って生きものをさらってくるのが日常の遊びだった。

野田氏の浮浪雲がごとき自由人としての生き様は、大人になり忘れかけていたそんな体験を記憶の中から掘り起こしてくれるタイムマシンそのものだった。

先に逝ったガクや歴代のカヌー犬たちと極北の川辺で再会し、また一緒に旅をして欲しいと願う。いやはや合掌。

RICHO GR1s

ご多分にもれず野田氏の影響でカヌーに乗りたいと考えていた時期もあったが、結局それが実現したのは最後のアラスカ遠征となったグレイシャーベイNPだった。

南島アラスカに位置するグレイシャーベイは星野道夫氏の著書にもたびたび登場する氷の国で、周囲を氷河に囲まれたフィヨルド地形に足を踏み入れるためには、カヌーやシーカヤックが必要なのである。

もちろん拙者にカヌーを操船する技術などないので、漕ぎ手は同行の手練れにお願いしたが、凪いだ水面を滑るように静かに進むカヌーの感触はそれまでに感じたことのないものだった。

今どきならドローンを使う方が手っ取り早いのだが、カメラマン的な感覚で言えば、限りなく水面に近い視点が得られるというのは新鮮な感覚である。

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