秋の出金祭り
密林の黒い金曜日など年末に向けて様々な商戦が始まっているが、そんな中で決済サービス大手のPayPalがやらかしてくれたとネットで話題に。
何をやったのかと言えば、ここ数日の間に頼みもしない資金移動が勝手に行われ、口座残高がゼロという事態を引き越してしまい、秋の出金祭りなどと揶揄されている始末である。
これで深刻なのが登録されている実口座には実は着金しておらず、不正アクセスでもされたかのように口座の金が消えてしまったように見えることだ。
結論から言うとPayPal側の対応ミスなので、今朝の時点でほとんどの口座資金は復活されているのだが、PayPalをビジネスで使っている人や業者も多いので、それでネットがざわついた次第である。
PayPal自体は米国の企業なので、日本で利用していても円だけでなくドル立ての資金もあり、今回はそれも一緒に円転され出金扱いとなったケースもあるので、レート換算で実害も出ていると思われる。
問題なのはこのトラブル..資金決済法の改正に伴うテストミスらしいが..をシレッと当事者にだけ知らせて、世間に告知を遅らせている点だろう。
実際、うちもそれを知ったのはSNSに流れていた話題で気が付いたからで、言われている通り口座残高がゼロになっていて驚いたのだ。
今朝になって口座資金は何事もなかったように元に戻っており、PayPalからもお詫びのメールが届いていたが、先日カスタマーサポートにクレーム入れた時点での回答は「問題は見つからない」なのだからふざけんなって話である。
以前は他の決済サービスもいくつか併用していたが、ほとんどが大手に吸収されたりサービス自体を停止したりしてしまって、残っているのがPayPalだけと言う状況。
フッテージ販売は海外からも引き合いがあるため、今後も引き続きPayPalは利用していくつもりなので、お金のことだけに対応はしっかりやって欲しいところだ。
連日冬型の気圧配置で寒い日が続いている。
昨日は氷点下4℃で今朝も同3℃と、体がまだ慣れていないので朝布団から抜け出すのが億劫である。