それ既製品
東京五輪の開催式はやはり賛否両論の様子。
予算160億円ぐらい掛かっている割にあの程度かとか、ゴタゴタ続きで結果的にシンプルになったような話も聞くが、直前になって担当者が解任されたからと言ってすぐにプログラムを変えられるわけはないのはちょっと考えれば想像はつく。
良し悪しは個人差もあるのでさておき、まあ最初からあの内容だったというのは間違いない。
個人的には、選手団の入場でゲームソフトのイメージ楽曲を使うまで英断できたのなら、海外で人気のアニメキャラクターとかゴジラとか、そういうソフトコンテンツを盛り込んだほうが受けたろうとは思う。
海外で評価が高かったのは、動くピクトグラムのパフォーマンスとドローンによる地球だったらしい。個人的にも確かに前者は面白かったとは思うが、それならドローンで同じものを見せたほうが効果的だったのではと思わなくもない。
ちなみにそのドローン演出だが、さすが技術大国ニッポン!と喜んだ人には申し訳ないが、あれはインテル入ってるで有名な米Intel社がハードとコントロールソフトをパッケージで販売しているその名も「Shooting Star」という既製品で、日本は1mmもスゴくないので念の為w
我が国のIT技術はいわゆる先進国から比べたら遅れに遅れている。ハード面で基礎技術的にはまだリードしている部分もあるが、特にソフトウエアでは中国辺りとはすでに差が開きつつあると言って良い。IT業界の末端にいるものとして、これだけは言っておきたい。
親からはぐれたか、子鹿が森からさまよい出てきた。しばらく様子を見ても付近に親らしき個体がいるふうはない。
フラフラ歩きながら時折匂いをかぐ仕草を見せるが、どうしたら良いのか自分でもわかっていないのだろう。
100mほど農道歩いたが結局再び戻ってきて、出てきたところと同じコースで森へ戻っていった。森の中に親がいれば良いが、いくらシカの天敵がいないとは言っても、子供だけで生き延びるには自然界は甘くない。