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iPhone 11 Proのポートレートモードを使うと、iPhone内の画像処理で主題..ピントの合った場所..以外の背景を意図的にぼかすことができる。

スマホの極小センサーでは絞り自体にさほど意味もないので、画像処理で主題と背景を分離し、背景だけをぼかして再度合成するような処理を行っていると思われる。

普通にレンズ交換式のカメラで同じことを実現するには、高価な大口径レンズの他、日中ならNDフィルターを別途用意するなどそれなりにコストと手間が掛かるので、画像処理の賜物と割り切ってしまえばスマホで簡単に済む話である。

iPhone 11 Pro / 望遠(ポートレート)

上の写真ではそれなりだが、あらゆる場面で上手くいくかと言えばそんなこともなく、期待する結果が得られるかはシーンごとにことなる。

iPhone 11 Pro / 望遠(ポートレート)

主題と背景があまり離れておらず、なおかつ背景がゴチャゴチャしていると上手く分離できないようで、一部が消えかかって微妙なケースもある。

iPhone 11 Pro / 広角(ポートレート)

主題と背景がそれなりに離れていても、瓶のように背景を透過してしまっていると上手く処理できない。ポートレートというくらいだから、やはり主題が人のように輪郭がハッキリしている必要があるのだろう。

まあPhotoshopのような画像ソフトを使えば拙者のような人種には実現可能な作業ではあるが、それが叶わない一般の人には便利な機能と言えるのかな。

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