雪景色の県北と異なり、北関東とは言っても県南では冬でもそう沢山雪が降るわけではない。標高の高いところなら、2・3回まとまって降れば春まで解けずに残るが、里に近いところなら晴天が続けば解けてしまうので、林道の支線でも労せず進入可能である。
このような岩峰群が林立するのも、県南とりわけ県南西部の特徴である。天空にそびえるが如き山容は、北部フィールドではまず見ることはできない。一般的にはこの角度から見ることはないので、判る人にしか判らない岩峰だが、もう今にも、などととワクワクして眺めてしまうのは悲しい性か(笑)。一応断っておくと、妙義山ではないので念のため。