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噂されていたソニーα9IIが発表されたが、事前に流れていた画素数のアップもなければ大きな飛び道具もない新型もどきに、市場のソニーファンは落胆の色を隠せないようである。

個人的にはグローバルシャッターでも搭載してくるかと思っていたが、今回の新型..コンシューマー市場向けにはマイナーチェンジと言っていいだろう..でハッキリしたのは、ソニーはこのα9IIで東京五輪を戦って確固たるプロシューマー市場で実績を作りたいということだ。

現行のI型でもミラーレス機ではその動体撮影性能は他社より頭一つ以上抜きん出ており、そこにきて定評のある瞳AFなど精度を向上させ、さらにメカシャッターで秒間10コマ、フリッカー撮影モードなどを盛り込んできた。特に屋内競技を撮影するのにフリッカー対策は絶対に必要不可欠である。

ここで言うプロシューマー市場とはスポーツ報道分野であるが、SSLまたはTLSのセキュアな暗号化通信によるファイル転送のサポートや、5GHzの無線LAN対応、情報では1000BASE-TのLAN端子まで装備しているとのことで、撮影現場と編集室間のデータや情報のやり取り..画像と一緒に撮影者の音声メモまで送れる..にかなり手を入れている。

画素数番長たるソニーをして噂されてたような画素数のアップを見送ったのは、報道分野では高画素はまったく必要とされていない..2000万画素でも多すぎで良いとこ半分の1000万画素もあれば十分だ..ことと、データ通信に掛かるコストを下げたいという意図があるからだろう。

つまり一般人にはどうでもいいような部分..グリップがα7RIVと同等に大きくなったのは高評価..なれど、業務用機材として必要不可欠な要素を満たした上で安定性を高めてきたという、そんな感じの新型発表と見られる。

ロクヨンにヨンニッパなどスポーツ報道では標準レンズとなる長玉はすでに用意されており、着々と対策を進めてきたソニーにとって、東京五輪でメイン機材として報道カメラマンたちに採用されるか、未だキヤノン・ニコンのサブ機に留まるか、コンシューマー市場の勢いそのままにプロの現場を席巻できるか正念場と言えるかもしれない。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

シンメトリーに足長おじさん。超広角レンズを使うとつい撮ってしまう構図。

カテゴリ:写真・カメラ

知らなかった

2019/10/3

2010年に登場以来、今までiOSという括りでiPhoneもiPadも同じOSで動作してきたが、昨年アナウンスのあった通り、iPadのOSがiPadOS 13として分離することになった。

UIデザイナーを除けば、アプリ開発者の視点で見ると一緒のほうがある意味楽だった点も多かったのだが、利用者目線に立てばようやく別になったかという見方になるだろう。

登場した時から「電話の掛けられない大きなiPhone」と揶揄され、タブレットとしての販売台数も決して大きなものではなかった..もっともライバルであるAndroidタブレットはほぼ絶滅状態だが..のだが、12.9インチモデルとAppleペンシルの登場でやや市場が隆盛してきたようで、自陣内で競合するMacBookをラインナップから外すと同時に、iPadOSという切り札を出してきたわけである。

最初からiPadしか知らない人はともかく、すでにMacを使いこなす人たちから上がる不満点をどうにかこうにか解消する方向へ舵を切ったのが、iPadOSということになろう。

テキストの選択などキーボード周りの細かい点もあるが、個人的な注目は外部デバイスを直接操作できるようになった点に尽きよう..と言いたいところだが、予想通り手持ちのサードパーティ製のLightningのUSBメモリやSDカードリーダーは全滅で、どうやら純正を買いなさいというApple様の啓示のようである。

どのみち3年落ちの手持ちのiPad Proは32GBしか容量がないので、これをPC代わりに使うつもりはなく、新たにiPad Proの512GB辺りを手に入れようとは考えている。Smart Keyboardも現行は日本語対応だしね。

まだまだiOS時代の名残や縛りが残っていて、PC代替えとしては使い勝手の面でイマイチではあるものの、iPadOSとして新たなスタートラインに立ったばかりなので、今後のブラッシュアップに期待したい。

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / CLASSIC CHROME

直接iPadOSとは関係なのだが、今日の今日までメモ(Appleの純正アプリ)のフォルダが階層構造にできることを知らなかったw

以前使っていたEvernoteが有料になったのを機に、仕方なく無料で使えるメモを使うようになったのだが、タグが付けられないなどは仕方ないにしても、フォルダ..Evernoteで言うところのノートブック..が階層化出来ないのが難点だなと勝手に思い込んでいたのだ。

てっきりiPadOSになってからの追加機能かと思いきや、以前から階層化は出来たというオチに知らなかったガーンとなって、朝からせっせとフォルダの階層化を行っている次第。いやはや..

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7月に見た時とほぼ同じ場所でヒダリマキマイマイに遭遇。時間帯もほぼ同じ早朝で、進行方向も同じ。

相変わらずのんびりと農道を横断しているが、夏場と違ってもうこの辺りは農作業をしていないので、運悪く農家のトラックに轢かれることもないだろう。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ETERNA

この個体は殻の色が濃い感じ。標高の高い場所の個体は濃いと聞いた気がするが、実際のところはどうなんだろうか。

今日から増税だってぇねのに、新聞もテレビも何やら楽しげなイベントでも始まったかのような賑やかさなのは一体なんだろうね。

昨日までは夜中の0時前に如何にして駆け込み需要するのがお得かに血道を上げていたのに、今日は今日でどうやったら1円でも安く買い物ができるかに躍起になっているのを見ていると、またぞろ政府のプロパガンダの片棒でも担いでんじゃねぇのかと勘ぐりたくもなる。

そしてそういうどうでもいいようなニュースの傍らで、ソフトバンクが過去最高益でありながら法人税は1円も払っていないという事実に唖然とするばかり。

この国は金の使いみちを間違えているのは言うまでもないが、金を巻き上げる先も間違っているから困ったもんだ。

国民よ立て!悲しみを怒りに変えて、立てよ!国民よ!ジーク・ジオン!

FUJIFILM X-H1 / XF10-24mm F4 R OIS / ETERNA

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME
FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

居並ぶ国民..いやキャベツかw

高原野菜にはもう厳しい10月なれど、ここ数日はまた季節外れに暑い。近づく台風の影響だとはわかっているが、せっかく秋らしくなりかけたのにねぇ..

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昨日は村の運動会で恒例の地区対抗の綱引きに参加したので、今日は筋肉痛&やや二日酔い..これは綱引きでなく慰労会の影響w..で動くのが億劫であった。

月末なんで銀行に行ったくらいで基本的に事務処理に勤しんだが、時々寝落ちしそうになっていたせいか、そのたびにExcelのセルに意味不明文字の羅列となっていた模様w

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS / CLASSIC CHROME

夏の間はモヤモヤしていてなかなか姿を見せない谷川岳だが、これから冬将軍が到来するまでは比較的すっきり眺めることができる。

カテゴリ:季節感, |タグ:

好むと好まざるとにかかわらず、ヤツは必ずやって来る。そう必ず毎月やって来る。月末という名のアレはw

たまには月末をスルーして翌5日ぐらいから月初が始まらないものかと思わなくもないが、そうすると数ヶ月先に資金繰りで困ることになるwので、やはり月末は毎月来てもらわないとフリーランサーとしては困るか。

などと思いつつ、朝の崇高な時間帯に革靴の手入れなどして現実逃避を行うのである。

iPhone 6

昔はヒマに任せてその都度手入れしたり、山岳部だった長男に頼んでいた時期もあったが、近年はシーズンの変わり目である秋のこの時期に行うことが多い。

レッドウィングのアイリッシュセッター(中央)は会社員になったばかりの頃に安月給をはたいて買ったもので、かれこれ30数年苦楽を共にしている。シェラデザインズの60/40パーカと並んで、当時のアウトドア少年憧れの逸品というやつだ。

ソールは2回貼り替えており、今はビブラムのラグソールとしているが、もう1回そのタイミングが来るようなら最初のホワイトラバーに戻そうかと思っている。

右はダナーのマウンテンライトで、こちらももう20年選手だ。防水レザーとゴアテックスの組み合わせという軽登山靴の範疇で、主に低山専用としている。

左は同じくダナー製で、同社の名声を不動のものにしたと言っても良いその名もダナーライトだ。マウンテンライト同様にゴアテックスを使った世界初のワークブーツだが、マウンテンライトと違ってコーデュラナイロン製で軽量かつ蒸れにくく、雨の季節の街歩きにも重宝する。

実はダナーライトは2代目で、初代は20年以上前に購入したのだが、東アフリカとアラスカの旅で連続して数年の間に酷使してしまい、最後はアラスカのツンドラをバックカントリーで歩いてほぼ履き潰すことになってしまったのだ。

で、現在の2代目はそのアラスカからの帰路、アンカレジのREIで手に入れたものなのだが、当時は円高だったこともあって2万円切るくらいで買えた..国内では今は5万近くするようだ..と記憶している。

何れにせよ物持ちが良いとはよく言われるが、今は低山含め森歩きではほぼほぼ長靴..アキレスのワークマスター..が定番スタイルなので、昔ほど酷使していないというのは大きいかもね。

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ジムグリ

2019/9/28

路上に大きなミミズが落ちていると思って近づくと、ジムグリの幼蛇であった。

ジムグリは爬虫類ではあるが暑さに弱いため、盛夏には殆ど見かけないが、初夏とか秋口には時々森の中で出くわすことがある。

色味からして毒々しいが、無毒で性格もおとなしいので、長いものが嫌いでなければ掴んでも問題ない。

iPhone 6

暑さを嫌って涼しいくらいが丁度よいとは聞くが、ここ数日の朝の気温の低さはさすがにヘビの仲間には堪えるだろう。

動こうとしなかったのでちょっと突いてみたが、死んでいるわけではなさそうで、もしかしたら脱皮の前かもしれない。

ただ、すぐ近くにハシボソガラスが居たので、このまま動かずにいるとちょっと危ういかも。

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ドローンで業務撮影の際にクライアントさんと話題になったのが、例のサウジの石油施設への攻撃の話である。

テロ攻撃でも時代はもうそんな感じだよねぇと皆で近未来的な戦争シーンの怖さで盛り上がったが、同時に秋田と山口に設置が検討されているイージス・アショアについて、アレって本当に役に立つのか?ということでも意見の一致を見た。

他国を攻めようと思えばまずは真っ先にレーダー施設を狙うのが定石なので、海上を移動するイージス艦と違って地上に固定化される..民間の地図でも普通に分かるしw..イージス・アショアなど狙うのは簡単な話だ。軍事施設ではないが、国土を覆うように海岸べりに建設されている原発もまた然りである。

もちろん弾道ミサイルならそれなりに対応できるのだろうが、小型ドローンのような小さな物体でこっそりしかも集中的に攻撃されては、どんなに高性能な防空システムでも防げないことがサウジの一件で立証されてしまった。

ドローンによる敵地攻撃の先駆者である米軍は恐らく対策を講じた防空システムをすでに考えていると思うが、そういった最先端技術は国の外には出さないものなので、何となく時代遅れの大して使い物にならないような高価なオモチャを買わされてしまった感が強い。

しかも当初は1600億円という話だったはずなのに、総額で1兆円とも2兆円とも耳にするようになった。360億円近い農産物被害を出した先日の千葉の台風被害には13億しか出さないのに、役に立ちそうもない高価なオモチャに2兆円..しかもそれで終わりではなく運用コストが上乗せになるはず..というのだから、どう考えても金をの使い方が間違っているよこの国は。

国防と災害対策を一緒にするな?いやいや、この国は他国からの侵略以前に自然災害が多い国なのだから、まずは国土強靭化というなら災害対策が最優先だろう。なんたって国民の日常生活がかかっているのだから。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / ACROS

収穫の終わったレタス畑が起こされていた。葉物屋がホウレンソウでもやらないのであれば、恐らくこのまま肥料をすき込んで来春まで休眠状態になるだろう。

高原野菜の産地の秋とはそんな時期でもある。

カテゴリ:独り言

百舌鳥高鳴く

2019/9/26

台風が運んできた南海の湿った空気が抜けたようで、秋らしい爽やかな空気に入れ替わった。

北海道の標茶では今シーズン初の氷点下、同旭川で初霜ということで、赤城高原でも朝は今シーズン初めて吐く息が白くなり、フリースベストを着用しないと寒いぐらいの寒暖差となった。

これで一気に秋らしく季節が進むといいね。

FUJIFILM X-H1 / XF16-55mm F2.8 R LM WR / CLASSIC CHROME

夏季商戦閉店セール状態のツクツクボウシの声もめっきり少なくなり、一昨日辺りからモズが庭先でキチキチと高鳴きするようになった。

カテゴリ:季節感, |タグ:

セクシーという言葉が国際会議の場における政治家としてふさわしくないというのもあるが、そもそも彼は何を言っているのか、何を言いたいのか分からないのである。

若手で発信力があるとか言われているが、意味不明な言葉で煙に巻く..国のトップからしてアレだからなぁ..ことがメディア受けしているだけで、当の本人に政治家としての信念が見られない。

地球温暖化対策の方策を問われ、まだ「大臣になってから日が浅い」ことを言い訳にしてその結果が例の発言なのだが、国際会議に国の代表として出席しておいてそんな甘事が通用するわけがない。

そもそも日本は温室効果ガスの削減に対して無策であることを内外から批判されている。そんな当事者の代表がセクシーにとか楽しくとか、一体どの口がそんな発言を許しているのかという話だ。

環境大臣は日本では誰がやっても同じ的なポストとして扱われ、今も昔も選挙の論功行賞にあてがわれているフシがあるが、これからの環境行政は経済活動と直結..表裏一体と言っても良い..して国の未来をも左右する大事な役割を担うべきものである。

結局人も環境に生かされている生きものなのだから、まずは自分たちの住む環境ありきで物事を考えるところにきている。環境保護と経済活動はバランスを取ってこそ地球の未来は約束されるのだ。

件の「大臣になってから日が浅い」若手政治家にはその辺りをしっかり肝に銘じて、あれやこれや四の五の言い訳せず、本来求められているその職務に邁進してもらいたい。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

早朝のウド畑の隅で彫像のように動かないキジのおとっつぁんを発見。普段なら警戒する時は地面に伏せるので、この時は何を考えていたのか不明だ。

何を考えているのか不明であっても、決してこのウド畑の環境はセクシーだなどとは言わずw、キャハンキャハンと二声だけ鳴いて姿を消した。

カテゴリ:, 鳥獣・環境問題|タグ: