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ジメジメ天気

2014/7/13

今日は晴れるのかと思っていたら、朝からどんよりとした空模様に。おまけにジメジメして何ともスッキリしない。

遠出しても映像ライブラリのフッテージは撮れそうにないので、先日手に入れた新しいガンマイクのテストに裏山の森へ。しかし、鳥も巣立ち期で親もそんなに鳴くことがないので、あまり良いデータは録れなかった。曇っているせいかセミも鳴かないしね。


20140713

ついでにこれまた新しいマクロ撮影用のアクセサリーを試す。林縁とはいえ薄暗い中、ISO1600程度まで上げてみたが、ベニシジミの体毛はよく解像しているようだ。レンズもカメラも最近の機材はどれもソツがない。

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小雨模様の中、三脚の前に立ってファインダーを覗いていると、目の隅に何やらモコモコしたものがうごめく気配を感じた。

ふと足元を見下ろすと、そこにいたのは何とアナグマ。しきりに三脚の脚の一本に鼻を寄せ、クンクンと匂いを嗅いでいる。予想だにしない思わぬ珍客に、こちらは身動きもできずに立ち尽くす。そう、時間にすれば10秒ほどだろうか、アナグマは気がすんだのか、匂いをかぐのをやめ、こちらの視線に気がついて顔を上げたため、お互い目が合うことに。

そしてここで再び10秒ほどの沈黙の後、フフンと鼻を鳴らすとスタコラ歩き出し、信じられぬことに何とこちらの股の間を通りぬけ、そのまま森の中へと消えていったのである。アナグマの目が悪いのは知ってはいたが、よくもここまで平然と近づいてくるものだと感心することしきりである。

まあ長いこと山や森をうろついてはいるが、ここまで呑気なアナグマは初めてのことだ。

20130613

そして三脚に寄ってきたのはアナグマだけではない。ジャノメチョウの仲間であるヒカゲチョウが、どんなに追い払っても執拗に集ってきて、雲台周りをしきりに舐めていた。恐らく付着している手汗からミネラルを補給していたのだろう。特に害があるわけでもないので、最後は気が済むまで放っておいた。

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