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特許許可局

2023/7/8

トケン類の中で赤城高原でもっとも多いのはホトトギス。渡来直後の勢いはさすがに無くなったがそれでも早朝と夕方になるとよく鳴いている。

LUMIX GH6 / Swarovski STX95 / 4K120P静止画切り出し

止まっていても特許許可局

OM SYSTEM OM-1 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

飛んでいてもトッキョキョカキョク

OM SYSTEM OM-1 / M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO + MC-14

もちろん無言の時もある。

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繁殖期を迎えて大半の鳥が子育てに邁進している時期なので、恋の歌をさえずる個体はもうほとんどいない。

今鳴いているのは縄張りの主張であることがほとんどであろう。

それでも例外はあって、例えばホオジロは繁殖期を過ぎてもソングポストでよく鳴いている姿を見かけるし、ウグイスなど逆に繁殖していない若い雄がこれ見よがし?にホーホケキョとやっていることもある。

それぞれに事情が異なるが、基本的に存在感を示すような行動を繁殖期を過ぎればしなくなるのは、捕食者の目にとまるようなことを控える意味でも重要だろう。

OM-D E-M1X / M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + MC-14

トケン類は托卵の習性があるので直接子育てに関与しないため、この時期でも他の鳥に比べてよく鳴いている。

とりわけホトトギスはそのけたたましい鳴き声で一際存在感を示すが、姿を見ようとするとこれが結構難易度が高くなる。音源からして間違いなくそこにいるはずと断定できるが、展葉した樹冠付近では飛ばない限り見つけるのは困難である。

この時はたまたま樹冠を移動していた個体を捕捉していて、留まったところが運良く枝の隙間から一瞬見えたところだった。

もちろんこの直後に再び飛んで、こちらから見えない位置でトッキョキョカキョクとやっていたw

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そろそろだよなと家人とそんな会話を交わしていたのが一昨日だったかで、今朝明け方近くに近所の森からトッキョキョカキョクが聞こえてきた。

まずは例年並みの今年のホトトギス初認である。

先月のツツドリ、ジュウイチはGW頃、そしてこの中旬にはホトトギスといったトケンの渡来オーダーは例年通りで、あとはカッコウを残すのみ、というかこれはもはや変わることはないだろうが。

南の方で梅雨入りの声が聞こえ始めるとホトトギスの季節というのもこれまた例年通りだが、どうも今年は関東も梅雨入りが早いかもといった感じである。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / PROVIA + カラークロームブルー

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / PROVIA

今週は雨模様が多い予報だが、今朝は梅雨晴れ的に青空が広がった。と言ってもまだ関東は梅雨入りしてないけど。

また何やら妙な話になってきたね。

「余人をもって替えがたい」とまで時の政権が評した法の番人たる優秀なはずの検察官が、よもやの賭けマージャンで辞任..本来なら懲戒免職にすべきだ!..とは。

言うならば検事総長へのリーチ直前にチョンボで店を追い出される、って感じかw

しかもお相手がリーク元の新聞社とくれば、何やら手打ちめいた裏事情もありそうだな。そもそも当の政権がそれをすんなり受け入れるというのが、それを如実に裏付けているのではないだろうか。

何れにせよこれで件の検察官を当て込んだような閣議決定の根拠は無くなったわけで、火事場泥棒法案は速やかに撤回しなければならないだろう。

FUJIFILM X-T4 / XF16-80mmF4 R OIS WR / ETERNA BLEACH BYPASS

赤城高原にもトケンがやって来た。

ホトトギスの渡来時期はムラがあるのだが、今年は概ね平年並であった。

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朝も早からカッコー、カッコーの連呼に叩き起こされた。やたら音源が近いので眠い目を擦りつつ窓辺から探すと、隣家の長老宅のヒノキのてっぺんで鳴いているようだ。

というのもこの時点では暗くてよく見えていない。それもそのはず、まだ朝4時の日の出前..東に赤城山を背負った赤城高原の日の出は平野部より1時間遅い..であった。そのまま寝ようと思ったものの、三拍子の調子にすっかり覚醒してしまったので、仕方なく朝のデスクワークへと向かった。

窓を開けていると、カッコウの大きな声が仕事場に流れ込んでくるが、しばしその初夏を告げる三拍子に聞き入る。程なく、今度はそれに負けじと近くの雑木林からホトトギスの声も聞こえてきた。どうやら赤城高原にも渡ってきたようである。

という事で、赤城高原でのカッコウとホトトギスの今シーズン初認は家の中でコンプリートw

ちなみにカッコウは例年より2〜4日程度、ホトトギスに至っては一週間近く早い渡来だ。ツバメやサンショウクイ、キビタキなどはそう変わりはなかったが、トケン類に関しては動きが早いようだ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

カッコウは一旦去ってしばらく遠くで鳴いていたが、5時頃に戻ってきて再びヒノキで目覚まし時計を始めた。

ホトトギスを除く他のトケン類同様、カッコウは鳴く時にあまり長い間嘴を開かない。なかなかそこを狙って撮影するのは人の反応速度では難しいが、連写番長のG9 PROで20コマを連写すれば、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる式に撮ることが可能だ。

LUMIX G9 PRO / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S.

例によって手持ち動画も押さえておく。結構見上げだったが、窓辺を利用できたので800mm相当でもそこそこ揺れを抑えることができた。

G9 PROの動画のノイズ処理はGH5と同等だ。逆光なのでプラス3補正を加えているが、静止画の場合ほどノイズは目立たない。

暑い!

2017/5/21

館林でいきなり猛暑日ときた。いやはや暑いわけだ。今日の午後は今年始めて家中の窓を開け放って過ごすことになった。庭の草刈りを昨日のうちにやっておいてよかったよ。

今朝はホトトギスを今シーズン初認。朝方は周辺一帯でけたたましく鳴いていたが、日中はさすがにダンマリ。夜の帳が下りた今これを書いている最中、どこかで遠くで鳴いているのが微かに聞こえる。

写真はタイトルとは何の関係もないXF16による週末スナップ。最後の灯篭は前橋の熊野神社前の灯り。

運命とはすでに決まっているもの、いや、運命とはおのれで切り拓くもの、まあどちらの見方もあるのだろう。前者なら理解して受け入れることを求められ、後者なら状況を変える努力を惜しむことなく求められる。

それを生き方に置き換えるならば、何れの場合でもそれ相応なエネルギーを必要とすることは必定なり。ま、人生色々かな。

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赤城高原にもようやくホトトギスがやって来た。朝早くから「トッキョキョカキョク、特許許可局」と数ヶ所で盛大に鳴いている。

家人によれば昨日到着とのことで、これでツツドリ、ジュウイチ、カッコウ、ホトトギスのトケン4種他、夏鳥はほぼ揃ったことになる。例年に比べ一週間近く遅い感じだが、まあそんな年もあるということで。

20160526

近所の牧草地もすかり丈が伸びてしまい、キツネの動向を知るのはかなり困難になってしまった。

これらが刈られる頃には一家揃って巣穴を移動してしまうので、今シーズンはこの辺りでお終いということになる。

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先日のヒバリに続いて鳥を2000mmで撮影。

ホトトギスのシーンは、鳴き声を頼りに樹間からその姿を探し出したが、立ち位置が斜面であることと、爪先立ちというスチル撮影でも悪条件であったため、正視するには厳しい結果になった。

カッコウのシーンは、農作業中に庭先の電線に留まっているところを撮影。先日のヒバリよりは安定して撮れているが、時々手ブレ補正の揺り戻しが起きるため、小刻みに左右に振れることがある。これはP900の手ブレ補正の挙動が原因のようである。

2000mmなどという超の付く焦点距離で安定して動画を撮影するのは、やはり相当無理があるというものだ。

ちなみに撮影者自身が動き回るケースでは、比較的な緩やかなカメラブレに対応するACTIVEモードというのがあるようだが、今のところその機能を使うシチュエーションはない。

夜の静寂に響くホトトギスの「トッキョキョカキョク、特許許可局」という特長ある鳴き声は、聞けば大概の人はああアレねと頷くはずだ。が、姿を見たことあるかと問われれば、それはなかなか難しいかもしれない。

夜に鳴くことが多い鳥だが、昼間鳴かないわけではないので、決して姿が見えないことはないのだが、どうしてどうしてこれが意外に難しい。いわゆる声はすれども姿は見えずをそのまま体現しており、声のする方を凝視してみても、その姿を見つけるのは一筋縄ではいかないのだ。

20150602

近くで例の「トッキョキョカキョク、特許許可局」が聞こえたので、音源のする方向を立ち位置を色々変えてみて、ようやく樹間の隙間からその姿を見つけることができた。爪先立ちして撮影しているので2000mmでは歩留まり悪くほとんどブレてしまったが、P900だからこそ何とか押さえることができたカットである。

ホトトギスの足元にメジロが写り込んでいるが、これはメジロのペア..もう1羽はすぐ上にいる..がホトトギスに対しモビングしているところである。もしかしてメジロに托卵か..メジロへの托卵例はまだ無いはず..と色めき立って、すかさずトケンの生態に詳しい写真家のY氏に確認したが、トケン類は鳴いているだけで近くの鳥にモビられるので、必ずしも托卵相手とは限らないとのことだった。

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関東地方の平年並みにホトトギスが15日、カッコウは先日19日に赤城高原にもやって来た。深夜早朝ところ構わずトッキョキョカキョク、カッコー、トッキョキョカキョク、カッコーなどと賑やかになってきて、今朝も寝室の窓際で盛大にカッコウに鳴かれ、当分は目覚まし要らずの生活になりそうだ。

近所の話ではないが、一昨日だったかアカショウビンの鳴き声も聞いているので、これで考えうる夏鳥すべてを今年も確認したことになる。

20150520

夏鳥ではないキジバトは通年繁殖OKの変わり種、という記事を書いたのが昨年の今頃だが、さすがに赤城高原では冬季の繁殖は確認されていない。トケンに紛れてこちらも朝早くからデデッポーポーとよく鳴いているので、今年も家の周囲で子育てしないかと注意して見ている。