タグ : イソヒヨドリ

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ツバメ初認

2024/3/22

聞き慣れない調子のさえずりが聞こえてきて、しばらく周辺を探すものの姿を見つけられず。

ほぼ無風なので音源方向は特定できており、それでも姿を見つけられないということはかなり遠くから大音量で鳴いている判断し、さらに遠目を探したところその声の主を発見。

200mほど離れた電柱で鳴いていたのはイソヒヨドリであった。どおりで内陸出身の拙者には最初聞き慣れなかったわけだ。

LUMIX GH6 / Super Telephoto System / 合成焦点距離10000mm

超望遠システムにさらにPIXEL By PIXEを併用して10000mm相当で強拡大。陽炎でボヤボヤの4K/120p映像からフレームを切り出し。

イソヒヨドリが内陸に進出し始めたのはここ20年ぐらいとのことで、海岸から10〜20km離れている程度は珍しくないようで、写真の場所は太平洋岸のまあそんな感じの距離感だ。

地上性なので食性はツグミとよく似ており、国内では留鳥なので当然繁殖活動をする。本来は崖地のような場所で営巣するのを好むようで、それで海岸線に多く分布しているが、近年は都市部の人工構造物にも営巣するらしく、それで場所を限定しなくなったようだ。

前述の通り日本では海辺の磯で見かけるので和名でこの名前が付いているが、大陸の方では高山帯に生息するので、本来は内陸のそれもアルプス級の主脈に生息していてもおかしくない種ということである。

それが証拠に英名では「Blue Rock Thrush」だ。

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いざ新緑

2019/4/16

桜も未だ咲かぬ赤城高原から、一気に新緑の煙る南関東へ。季節の変わり目ということもあるが、関東も南北でかなり気候が異なることを実感。

FUJIFILM X-H1 / XF55-200mm F3.5-4.8 R LM OIS / Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR/ Velvia

FUJIFILM X-T3 / XF100-400mm F4.5-5.6 R LM OIS WR/ PROVIA

特段海が近いというわけでもないが、立ち寄ったコンビニの前でイソヒヨドリが鳴いていた。

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青い鳥

2016/4/24

海が近いということで、これまた海無し上州ではお目にかかれない種類の生きものが見られたりする。

イソヒヨドリもその一種で、国内では海岸線の磯など岩場を中心に生息する。姿が似ているという理由でヒヨドリと名に付くものの、分類上はツグミの仲間..単独でイソヒヨドリ属を構成する..である。

また、世界的には3000m級の高山帯に生息する種類であって、何故か日本産は標高の低い海岸線に分布している変わり種なのである。

20160424

青い鳥が幸せを運ぶか否かは、見る人の日頃の行いによるだろうか。ただ、九州で地震の被害に遭われた方々には、まんべんなく幸せを運んで欲しいものである。

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