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GH6で収録できる動画フォーマットの数は、ざっと数えただけでもVFRの細かい設定を含め優に100を超える。しかも本機からProResでも収録できるのだから驚きだ。

そのおかげで、先週末から毎日のように誰かしらから記録形式はどれを選べば良いのか?という問い合わせが入っていて、パナにはいい迷惑だと文句の一つも言いたいw

ただ今回は拙者の周囲でもそれだけGH6に手を出した関係者やアマがいるということでもあるので、巷の噂通り売れているのは間違いないようだ。

実際それを裏付けるように、市場から予備バッテリーが手に入らない状態で、後から追加で注文した分が納期未定のままである。型番はDMW-BLK22でS5と同じなので、手持ちに2つばかりあるのと、三脚運用時はモバイルバッテリからPDで給電することになるので当面困ることはないが、予備は多いことに越したことはない。

と言うのも、GH6は最近のデジカメにしてはなかなかの大食らいで、尺にもよるが手ぶれ補正効かせつつああでもないこうでもないと動画収録メインで回していると半日どころか2・3時間しかもたない。

そしてその原因の一つであると思われる手ぶれ補正は、噂に違わぬ強力なもので期待以上に感じる。フィックスであれば手ぶれ補正ブーストが使える..パナ純正レンズという縛りがあるが..し、通常モードのままでも動画向けに抑制の効いた補正によって不自然さを感じさせない。

平野部から桜満開の便りが届いているが、県北の里山はまだ寒々とした景色で、苗代桜の別名もある樹齢500年とも言われる発地のヒガンザクラは冬の装いのままだ。

この映像は望遠時に一部三脚も使っているが、基本的に手持ちで撮影している。本格的に映像制作に関わるなら3軸補正可能なジンバルがあった方が良いが、GH6ならジンバルなくてもなんとかなるところまできているかな。

この手の映像作品が手間要らずでサクッと撮影も編集もできてしまうのは、まったくもって良い時代になったもんだとしみじみ..

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 手持ちハイレゾ

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 手持ちハイレゾ

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO / 手持ちハイレゾ

LUMIX GH6 / LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4.0-6.3 ASPH. POWER O.I.S. / 手持ちハイレゾ

LUMIX GH6 / M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

そしてGH6は文字通り動画も写真も撮れるカメラなので、まったく同じ機材で4K 4:2:2 10bitの映像と1億画素の写真を撮ることができる。

ちなみにOM-1の手持ちハイレゾは5000万画素だが、GH6は2500万画素センサーから1億画素!の手持ちハイレゾショットが可能。ただその分GH6のハイレゾ合成はOM-1の倍以上かかるので、常用できるのはOM-1のほうだろう。

昨日、那覇で昨年より一週間早く桜が開花したそうだ。平年比でも5日早いとのこと。

年末年始から寒波の襲来が続き、特にこの週末の北日本の風雪状況からすればマジか?って話だが、これこそが南北に長い日本列島の自然の妙だと言えよう。

その地域に住んでいればまさにそれぞれの事象の当事者ということになろうが、情報を集めて日本列島を俯瞰して眺めれば、四季の明確なこの国の地理的な多様性を曼荼羅の如く知ることができる。

ちなみに沖縄の桜の観測はソメイヨシノではなくカンヒザクラだ。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / Velvia

日の出前に地球と宙の狭間に映えるビーナスベルトはまさに桜色だ。

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サクラチル

2021/5/7

ここ数日で最後のヤマザクラが散り始め、赤城高原の桜模様も終演を迎えている。

まだヤマザクラが一部残っていはいるが、一ヶ月半に及ぶ花期も今シーズンはこれにて終了かな。

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / PROVIA

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / PROVIA
FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / PROVIA

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / PROVIA
FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / PROVIA

散り際が美しいという人もいるが、やはり花は咲いているときが一番だな。

カテゴリ:花・植物|タグ:

昨年のGWは山で人と出会うこともなく、県内の天狗フィールドも静かなものであったが、今年は同じ緊急事態宣言中にも関わらず、また例年通りの人出に戻ってしまった。

県内は宣言の対象地域ではないので地元なら致し方なしだが、東京ナンバーが林道脇に車を停めて山菜採りに興じている姿は勘弁してくれって感じ。家の中でおとなしくしててくれって話だ。

言っちゃ悪いが、東京も大阪も自分たちが選んだ首長の無策無能が招いた結果なので、これはもう自分たちの責任と受け止めて自粛してほしいね。最低でも東京・大阪とその周辺を一ヶ月ぐらい外出禁止にでもしないと、この国の感染状況が回復するなど到底無理だろう。

ワクチンも片っ端からとっとと国民に打っていかないと、次々とワクチンの効かない変異株も現れ出していたちごっこだ。

FUJIFILM X-T4 / XF50mm F1.0 R WR / ASTIA

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / PROVIA

FUJIFILM X-T4 / XF50mm F1.0 R WR / ASTIA
FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

昨日の午後、近所の森から今シーズン初トケン類としてツツドリの声が聞こえてきた。この春初めて暑さで窓を開け放っていたせいであろう。

そして今朝はセンダイムシクイも確認。まだ新緑前の森の中だったので、チョロチョロと下枝を動き回る姿も確認。

暑かったのは昨日だけで今日からまた気温は下がるとのことで、夏鳥はやって来るが初夏らしさはまだのようである。

白に続いて赤い種類のヤエザクラが満開を迎えている。連日の寒さでこの木は結果的に例年並みの開花となった。

農道の上部を覆うように張り出していたので、農家のトラックが荷台を引っ掛けるらしく、2年くらい前に半分ほど枝を落とされてしまったが、その後もしっかり花を付けている。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

ヤエザクラはそれ自体が特定の品種名を指すわけでなく、園芸種なので種類も沢山あって、中には食用として栽培されている種もある。

他の桜と違って花自体が大きいので、満開時の咲き誇った感は見ごたえがある。

カテゴリ:花・植物|タグ:,

GWもさくら

2021/5/2

季節外れと言っても良い涼しさ、いや寒さのせいで、未だにヤマザクラを愛でられる赤城高原である。

近所で毎年最後に花を付ける最終ランナー(1枚目)がまさに今満開。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / PROVIA + カラークロームブルー

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Nostalgic Nega.

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / PROVIA
FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / PROVIA

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

最後は新緑と競演するヤマザクラ。いい季節だねぇ、寒いけど..

カテゴリ:花・植物|タグ:,

近所のヤマザクラが新緑に追い立てられるように入れ替わり順番で見頃を迎えているが、ソメイヨシノと入れ替わりになるのが同じく園芸種のヤエザクラだ。

結構花期が長くGW明けぐらいまで眺めていられるが、ご多分にもれず今年は早めに咲きだしたので、少し早く終わるかもしれないね。

FUJIFILM X-T4 / XF50mm F1.0 R WR / ASTIA

FUJIFILM X-T4 / XF50mm F1.0 R WR / ASTIA
FUJIFILM X-T4 / XF50mm F1.0 R WR / ASTIA

FUJIFILM GFX100S / GF63mmF2.8 R WR / PROVIA / 奥がヤエザクラで手前はヤマザクラ

まずは白い種類が先に満開となる。

そう言えば昨日書き忘れたが、近所でサンショウクイを今年初認。例年に比べる半月近く遅い。

サクラメジロ

2021/4/25

世の中的には梅にウグイスならぬメジロが取り合わせとしては有名だが、うちの近所にはお大臣様の家の庭木ぐらいしか梅がないので、この季節にメジロがやって来るのは桜である。

ソメイヨシノの周辺ではよく群れでピーピーと鳴きながら蜜を吸っているのを見かけるが、この日は花も終盤となったヤマザクラにやって来ていた。

FUJIFILM X-T4 / XF70-300mmF4-5.6 R LM OIS WR + XF1.4X / PROVIA

甘党のメジロは蜜吸で知られるが、よく観察していると、花に集まってくる小さな虫も食べている様子。

それが目的なのかついでなのか知る由もないが、花にくちばしを突っ込んでいるからといって必ずしも蜜を吸っているとは限らないということだ。

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園芸種のソメイヨシノは同じ場所同じ時期に植えられたものはほぼ同時に花を咲かせる。これは意図的にそのように設計されているので、公園などでは一斉に満開を迎える。

その点で山野に自生しているヤマザクラは環境によって木ごとに咲くタイミングが異なるので、ソメイヨシノに比べてその地域内における花期が長い。

日当たりの良い斜面では芽吹きに先駆けて花を付ける木もあれば、新緑の時期に入ってから花を付ける木もあったりして、4月中旬からGW明けぐらいまでは桜を楽しめる。

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia / 苗場山

FUJIFILM GFX100S / GF45-100mmF4 R LM OIS WR / Velvia / 仙ノ倉山

上越国境の残雪とヤマザクラもこの時期ならでは。

山桜咲く

2021/4/21

まだもう少し桜の季節は続く。ここ数日でヤマザクラが咲き始めた。

FUJIFILM GFX100S / GF30mmF3.5 R WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia
FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

FUJIFILM GFX100S / GF100-200mmF5.6 R LM OIS WR / Velvia

桜で括るとどっちも同じカテゴリに入るが、ネイチャー系のカメラマンは大抵はわさわさ咲くソメイヨシノより、ひっそり咲くヤマザクラのほうが好きだという人が多い。

風景屋さんもそうだが、その手の人は電柱や鉄塔、家屋など人工物を嫌う人に多いが、人の生活感を排して日本の風景を切り取ること自体に無理があろうというもの。

アフリカやシベリアならいざ知らず、狭い日本列島津々浦々に人々の生活が入り込んでいるわけで、そこと上手く折り合いをつけないと日本の風景を表現するのは難しいだろうね。

ということで、人の手で植えられた公園のソメイヨシノも、人知れずひっそりと山野に咲くヤマザクラも、個人的にはどっちも好きである。

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